クルマの話

初めての中古車探しのポイントは?確認すべき点と注意点を紹介

中古車は,新車よりも安く好みのクルマに乗れたり,新車として売ってないクルマに乗れたりと,新車とは違った魅力があります.

しかし,中古車はそれぞれ一点もので同じ状態のものがないので,良いものを引き当てれば万々歳ですが,悪いものに当たる場合もないとは言えません.

そこで今回は,初めて中古車を購入する方が満足できる中古車に出会うためにチェックすべきポイントについてお話ししていきます.

Contents

中古車選びの進め方

中古車を探そうと思った時に思いつく情報源は何でしょうか?

中古車サイトとか中古車情報誌など,本当にいろんな媒体がありますし,近所に中古車屋さんがあるという方はそちらにいくかもしれません.

中古車には同じ状態のものはなく,一期一会.整備の状態も違えば,前のオーナーの乗り方も違うし,保管状態・場所だって当然違います.

しかも,安い買い物ではないため,壊れれば修理しなければなりません.

なので,状態のいいクルマを選ぶことが必須になり,そのためには情報収集が重要です.

では状態のいいクルマをどうやって選ぶかというお話になりますが,雑誌やネットでクルマの状態を判断することはできません.ですから,中古車を選ぶ際には近場のお店,できれば大手の中古車屋さんにいくことをオススメします.

大手を推す理由は以下の2つです.

  • 中古車の在庫が多く選択肢が多い
  • 保証が充実しているケースが多い

中古車を選ぶなら実際に中古車屋に行く

中古車を選ぶ際には,雑誌やネットで見つけるのではなく,必ず実車を見ながら選びましょう.買いたい車種が決まっている場合でも必ず中古車屋さんに足を運んでください.

なぜなら,内装や外見が写真でみるのと実物でみるのでは異なるためです.また,実際に見てると,「絶対SUVだと決めてたけど,セダンもいいかも」みたいなことが往々にして起きるからです.

加えて,実際のクルマを見て,話を聞くことで知識を増やすことができます.

中古車屋さんで働いている方は,大抵の場合クルマが好き,ないし仕事がらクルマの知識が多いと考えられます.その言葉の全てを信じるかは別にして,自分のしらない情報を持っている可能性が高いです.

得られる情報のうち信じるべきなのはネガティブな情報について(他の店の誹謗的な話は除きます).例えば「〇〇というクルマはこういう不具合がでやすい」みたいな情報です.

不具合がでるからやめるという話ではなく,不具合が出る可能性を知った上で買うというのが大事.それが特定の車種についてだけでなくても,中古車一般的に言えることとかもあります.ベテランの方であれば経験も豊富なので,その辺りの知識を吸収しておくと,後々生きてきます.

ということで,最初のステップは中古車屋さんで自分が惹かれるクルマ(車種やタイプ)を探すことと,中古車購入全般に関わる情報収集することです.

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中古車を決めるまでのステップ

では,ある程度欲しいクルマの方向性が定まってきたら,買いたい中古車を本格的に決めていきましょう.まずは,ボディタイプや車種を絞り込んでいきます.

運転席に座った感じや見た目,大まかな装備などが参考になります.

個人的には,最初に購入するクルマはセダンがいいのではないかと思います.運転しやすいですし,一般的に事故の時の安全性も高いです.最近ではバリエーションが少なくなってきていますが,運転技術を持った40代以上の方が乗る場合が多いため,状態がいいものが多いと感じます.

 

次に,実際に購入したい中古車を3〜4台選びます.これは車種の話ではなく個々のクルマのことです.

この時に大事なのは価格だけを見ないこと.ある程度の予算はあると思うので,概算としては見る必要がありますが,価格の安さでは絶対に決めないでください.全てがそうだとは言いませんが,得てして安物買いの銭失いになるからです.

ついでにもうひとつ,走行距離や年式だけで判断しないことも大事です.

年式が新しくても,前のオーナーがひどい運転をしていたりとか,走行距離が少なくても,メンテナンスせずにずっと放置してたとかだと,いいことはありません.

適度に動かしている方がよい状態が維持できている可能性が高いと感じます.

走行距離だけの話をするならば,個人的には年間4,000〜5,000km程度走っているものがいいのではないかと思っています.年式と勘案して参考にしてください.

絞り込みの際には,当然見た目が気に入ったものかどうかとか,綺麗さ(外見・内装とも),エンジンのかかりや音などをしっかりと見ます.可能なら乗ってみて運転しやすいかどうかも勘案します.

エンジンをかけたり,場内だけでも試乗ができるかは中古車屋さんによるかもしれませんが,そもそも高い買い物なので,それくらいのことにも対応してくれないのであれば,別の店にいくことをお勧めします.

見てもよくわからないという方もいらっしゃるかもしれませんが,確認せずに買って後悔するよりはマシなので必ず確認してください.細かい点がわからなくても,なんとなく違和感を感じることがあると思います.それに気付ければよいので,確認必須です.

絞り込めたら次は,数日寝かせます(笑).

中古車は一期一会で,その時にしかないものですが,勢いで買うのもよくありません.実際に買うクルマを違う角度から吟味するためにも数日置くとか,何度か見にいきましょう.もしその間に売れてしまったということであれば,そのクルマとは縁がなかったと思ってください.

また,寝かせている間に,購入を検討している古車屋さんの保証について調べておきます.大手であればインターネットで大まかな情報が得られます.

例えば,クルマ買取で有名なガリバーさんは,有料で長期保証を付帯できます.車種,年式,走行距離によって価格などが異なりますので,一概にいくらでどういう保証というのは言えませんが,不安と負担を減らすためにも,特に初めての場合は保証はつけておいた方がよいです.

ある程度情報も集まり,購入したいなと思うクルマがあれば,次は見積もりです.

見積もりの際には,保証をつけた場合のものをもらいましょう.

見積もりをもらったら,納車時の整備費用とその内容を確認してください.納車時の整備費用が安い場合は,整備不足を疑い,高い場合は過剰整備でないかを考えます.

どちらがいいというわけではありませんが,リスクを考えると整備しないまま納車される方がいやなので,特に古いクルマや走行距離が多いクルマで整備費用が安い場合には要注意です.あとで修理費用がかさむ可能性があります.

あと,保証については,値段の多寡よりも期間を見てください.クルマによっては難しいかもしれませんが,半年くらいは保証が欲しいですね.

そして,最終的に「総支払額」とクルマの状態を勘案し,納得できたら購入します.

まとめ

中古車選びのステップ(私見)を再度まとめます.

 

  1. 中古車屋さんで自分が惹かれるクルマ(車種やタイプ)を探す.
  2. 中古車購入全般に関わる情報を収集する.
  3. 買いたい中古車のタイプ(ボディタイプや車種など)を絞り込んでいく
  4. 実際に買いたいクルマを3〜4台に絞り込む
  5. ちょっと冷静に考えるため寝かせる
  6. 見積もりをもらう(保証が付けられる場合は必ずそれも併せて)
  7. 総支払額とクルマの状態を勘案して,納得できれば購入!

 

中古車は一期一会の出会いですが,焦らず情報を集めながら納得のいくものを選んでください.あと,クルマは慣れが大事ということと,不具合は保証期間内に見つけたいので,購入して1ヶ月くらいは積極的に運転してください.

最後までご覧いただきありがとうございました.快適なカーライフを始める際の参考になれば幸いです.

2019-08-18

 

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