初詣

吉備津彦神社2020は初詣の穴場!混雑予想と歴史・ご利益も紹介

吉備津彦神社は岡山県岡山市北区にあり、吉備津神社の分社として創建された神社です。

※吉備津神社と吉備津彦神社は、由来は同じですが、異なる神社です。

 

その社殿は、夏至の日に正面鳥居から差し込む日の光が祭文殿の鏡に当たる造りになっており「朝日の宮」との別称があります。

 

吉備津彦神社の混雑は比較的緩やかで、岡山の他の初詣スポットである吉備津神社や最上稲荷と比較すると、元旦・三が日ともゆっくりと参拝できる可能性が高い穴場の初詣スポットです。

 

ただし、前述の吉備津神社・最上稲荷へのアクセス経路である国道180号線を経て神社に向かうことと、国道180号線から神社に向かう道が狭いため、渋滞にはまる可能性があります

渋滞のピークは大晦日〜元旦にかけての深夜です

国道180号線を岡山方面から総社方面に向かう道すがらに、吉備津彦神社→吉備津神社→最上稲荷の順に、寺社仏閣があります。吉備津神社や最上稲荷に向かう予定の方でも、渋滞が激しい時は、第2案として吉備津彦神社に参拝するのも考慮してみてはいかがでしょう。

 

もし渋滞のイライラを避けるのであれば電車(桃太郎線)で行くのがよいです。吉備津彦神社は、最寄り駅(備前一宮駅)からは徒歩3分程度と非常に近いです.

 

そして、吉備津彦神社はその由来や祀られている神様が吉備津神社と同様であることから、「縁結び・夫婦円満」、「安産育児」、「長寿」、「収入増」などのご利益があると言われています。

 

では、詳しくお話ししていきます。

Contents

吉備津彦神社の渋滞・混雑予想

吉備津彦神社は,岡山県岡山市北区にある神社です。周辺にある吉備津神社や最上稲荷と比較すると、混雑は緩やかで穴場的な初詣スポットです。

主要なアクセス経路(クルマ)は国道180号線です。そこから細い参道を入って神社に向かいます。

国道180号線は、周辺にある吉備津神社や最上稲荷へ向かう経路でもあるため、元旦や三が日は渋滞になる可能性が高いです。なので、吉備津彦神社にたどり着くまでが結構大変です。

 

吉備津彦神社は、吉備津神社・最上稲荷よりも岡山の中心地側にあるため、吉備津神社や最上稲荷までは渋滞でイライラして耐えられないという可能性がある場合に第2案としても知っておくとよいです。

 

渋滞がしんどいという場合には、JR桃太郎線を利用して参拝することがおすすめです。特に、この吉備津彦神社は、駅からのアクセスが非常によく、徒歩4分程度で到着します。

電車の本数は多くないため時刻を気にする必要はありますが、電車でのアクセスは良好で、岡山駅から電車で13分+徒歩4分です。電車にスムーズに乗ることができれば、岡山駅から約20分もあれば十分なので、渋滞を避けるために岡山駅周辺に駐車していくのもよいですよ。

なお、桃太郎線の運行頻度は大体30分に1本程度時刻表)で、大晦日から元旦にかけて臨時列車が運行予定です。

1:10岡山発の列車から1時間に1本のペースで臨時列車が出ます。通常運行の時刻表と併せると、大晦日〜元旦は終日1時間に1本以上の列車が運行します。

桃太郎線の時刻表はこちら(平常臨時

 

では、吉備津彦神社の由来と御利益について見ていきます。

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吉備津彦神社の歴史は?

吉備津彦神社は、同じ岡山市北区にある吉備津神社から分社する形で創建されました。

https://twitter.com/wakabuuu123/status/1205004424327729152

 

みなさんは学生時代に、大化の改新について習った記憶がありますよね?

大化の改新は、中大兄皇子が当時権力を持っていた蘇我入鹿を暗殺し、蘇我氏を滅ぼしたという改革です。

この大化の改新の時には、法律の整備とともに地方の国も見直しされました。具体的には、吉備国(現在の岡山県・広島県東部・兵庫県西部にあたる)が分割されて、備前(びぜん)・備中(びっちゅう)・備後(びんご)に分けられました。

その時、吉備国の守り神であった吉備津神社を分社し、吉備津彦神社が誕生したと言われています。

 

ですので、吉備津彦神社に祀られているのも、「大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)」という桃太郎伝説のモデルと言われている神様です。なお、吉備津彦神社には桃太郎像があります。

 

桃太郎伝説は、大吉備津彦命(桃太郎)が吉備国(岡山)で暴れていた「温羅(「うら」と読み鬼のことを指す)」を退治して平和を取り戻したとのお話であり、子供の頃慣れ親しんだ桃太郎のお話のもとです。

 

さて、吉備津神社と起源を同じくし、のれん分けの形で創建された吉備津彦神社のご利益についても見ていきます。

 

吉備津彦神社の御利益は?

吉備津彦神社が創建された吉備中山は、古来より神の山として崇められてきたパワースポットです。そして、吉備津神社も同じ山の麓に建っています。

場所としてもとても良い“気”が存在するところであり、また祀られているのは桃太郎のモデルとなった英雄である大吉備津彦命の他にも、多くの神さまがいらしゃいます。

吉備津彦神社のご利益は、「子宝」「縁結び」「病気平穏」「商売繁盛」をはじめたくさんの願いを叶えてくださると言われています。

また、参拝すると1年以内に願いが叶う神社としても有名で、1年の始まりを祈念する初詣の場所としては最高の場所です。

 

ちなみに、吉備津彦神社の鳥居を抜けた参道には神池があり、金運上昇のご利益がある場所として有名です。金運が上がった状態で努力を惜しまなければ、祈願成就も早くなりますね。

 

まとめ

岡山の中でも穴場的な初詣でスポットである吉備津彦神社について、渋滞や、神社の歴史・御利益について紹介しました。

吉備津彦神社までの道は、他の岡山県下の有名初詣でスポットである吉備津神社や最上稲荷と同じ国道180号線であるため、三が日(特に元旦)は滞している可能性が非常に高いです。

一方で、駅から4分とアクセスのよい吉備津彦神社は、電車での参拝に適した神社といえます。電車は多くはありませんが、穴場なので境内の混雑は比較的緩やかであり、ゆったりと穏やかに初詣を楽しめる神社です。

 

パワースポットであり、金運上昇とともに様々な願い事を叶えてくださる神社ですし、願いが1年以内に叶うとも言われています。

新年の新たな決意の成就を吉備津彦神社で願えば、清々しい気持ちで新年が迎えられること間違いなしです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

2019-12-19

 

吉備津彦神社の起源とされる吉備津神社についてもどうぞ!

吉備津神社2020初詣の渋滞や混雑は?神社の歴史とご利益も紹介