2020年3月24日のマツコの知らない世界では、印鑑の世界が紹介されました。
私が普段使う印鑑は、職場のシャチハタ印、銀行印として中学卒業記念にもらった印鑑、大学卒業時に作った実印くらい(メイン3本程度)です。
今回の先生である、真子茂さんは30本持ってほしいと言ってましたが、流石に難しい(そもそもそんなに使わない)ですね〜。
今回の放送で、印鑑にはいろんな素材があるんだなと感じたところでしたので、主な素材とその特徴についてまとめました。
プラスチック | 安価で手軽・耐久性は低い(100円〜) |
---|---|
木材 | 比較的安価・耐久性は普通(2,000円) |
角・牙系 | 印影がきれい・高め・耐久性あり(7,000円) |
金属 | 印影がくっきり・高価・耐久性最強(20,000円) |
樹脂系(琥珀) | 見た目がきれい・耐久性は低め(10,000円) |
()は目安価格ですので、必ずしもこの価格ではありませんが参考にしてください。
では、詳細にみていきます。
Contents
プラスチック
プラスチックの印鑑は、100均などで簡単に入手できますよね。いわゆる「三文判」というやつです。
この安価な印鑑には「ラクト」という合成樹脂が使用されています。
プラスチックは、加工が簡単で値段が安いことから、「とりあえずハンコが必要だけど手元にない!」というときにはかなり便利ですよね。
ハンコいるかどうかわからない・・・という時にも、道すがらとりあえず買って持っておくだけでも安心感があります。
ただ、加工が容易で値段が安いので、耐久性には難があるので、銀行印などの長期間使うことが想定される場合には適切ではありません。
書類になんでもいいから印鑑が必要!っていう時だけですね。
木材
比較的安価で加工がしやすいという点では、プラスチックと同様ですが、素材によって値段も耐久性もかなり異なってくるのが木材です。
印鑑の材料としては、拓(つげ)という木が使用される場合が多いです。
拓は、かなり硬い木で耐久性に優れます。また、値段も安めなので、拓の中でも高級とされる「薩摩本柘」の印鑑でも数千円で購入可能なものがあります。耐久性があり、しかも木目が美しい印鑑を作成することができます。
もちろん高いものもあります。
例えば、樹齢の高い杉を使ったもの(千年屋久杉製)は3万円くらいします。
はんこやドットコムより引用
素材の値段が反映されている感じですね。
他にも、白檀やさくらなどいろいろあります。
木は、耐久性があるといってもやはり摩耗したりする可能性はあります。そして、マツコの知らない世界でもありましたが、朱肉の油分などを吸い取ってしまうことから、かすれたりする可能性も否定できません。
手触りが好きな方は、認印として使用したいですね。
角・牙(牛角、水牛など)
牛や水牛の角を加工したものです。高級素材であることから、実印を作る際の素材として選択される方もおおいのではないでしょうか?
私の実印も角・牙系でできています。具体的な素材は忘れました・・・。
角・牙系の素材は、木よりも耐久性に優れており、見た目も独特で綺麗ですね。
価格は5,000円〜10,000円くらいです。
ちなみに、印材の王様とも呼ばれる象牙は、独特の色合いと耐久性、朱肉吸着性がいいとのことで、美しい印影になります。また、手触りや重量感などもよく高級感のある素材です。
象牙は希少なので、熟練の職人さんが扱うことが多く、価格も高くなります。
安いところでも20,000円〜、ふつう40,000円以上っていうイメージです。
耐久性と高級感から、実印にぴったりです。
金属(チタンなど)
マツコの知らない世界で、失敗しない印鑑として紹介されたのがチタン製の印鑑です。
金属であることから耐久性は抜群!しかも、朱肉を油分などが印鑑に浸透することがないので、朱肉がしっかりと紙に写ってくれます。
かすれたりするリスクがかなり低いです。
金属製のもう1つの特徴はその重量。
重いので、押し付けなくてもしっかりと陰影を写すことができますし、ある程度重量があることで、捺印時も安定しますね。
素材は、チタンや合金製のものがあります。
チタンは、金属の中でもアレルギーを起こす心配がない素材なので、印鑑素材として優れています。
その他には、コバルトとクロムとモリブデンという3種類の金属の合金でできた印鑑もあります。
両素材とも、20.000円〜という価格設定でお高めですが、一度買えば一生ものですので、決して高い買い物ではありません。
実印や銀行印など、ずっと持ち続ける場合の選択肢になりますね。
樹脂系(琥珀など)
印鑑自体の美しさを重視する場合には、なんといっても琥珀がいいです。
琥珀は、太古の木の樹脂が化石となったもので、透明感のある宝石です。
一般的に印鑑は黒とか白っぽい色が多いので、琥珀製の印鑑を持っていると、ものすごくおしゃれですよね。パワーストーンとしても人気が高く、仕事運や金運が上がると言われています。また、独特の黄褐色はコミュニケーションを円滑にする効果があるそうです。
琥珀は美しい反面、耐久性に難があります。
印鑑として琥珀素材を選ぶ場合には、樹脂加工されているかどうかを確認してください。
加工がされていない印鑑は脆いので、大事な時に使えなくなってしまっては困ります。
もちろん、樹脂加工ありの場合でもケース保管は必須です。
宝飾品のように大切に扱えば、愛着も湧きますね。
価格は10,000円程度からのようです。
耐久性が気になりますが、高めなので銀行印として使うのもありですし、女性におすすめです。
まとめ
マツコの知らない世界で紹介された、印鑑の世界。
身近なものである一方で、便利で手軽なものから高級なものまで様々な種類があり、選ぶのもひとつの楽しみですね。
今回は素材に注目しました!
プラスチック | 安価で手軽・耐久性は低い(100円〜) |
---|---|
木材 | 比較的安価・耐久性は普通(2,000円) |
角・牙系 | 印影がきれい・高め・耐久性あり(7,000円) |
金属 | 印影がくっきり・高価・耐久性最強(20,000円) |
樹脂系(琥珀) | 見た目がきれい・耐久性は低め(10,000円) |
()は目安価格ですので、必ずしもこの価格ではありませんが参考にしてください。
個人的には、金属の印鑑がほしいなと思いましたが、今ので事足りているし、ちょっと高いですね。
子供が成人とか就職する時に、贈りたい!
最後までご覧いただきありがとうございました。
2020-03-25