日本三名園といえば,水戸の偕楽園,金沢の兼六園,そして岡山の後楽園です.
後楽園では,春・夏・秋に夜間特別開演「幻想庭園」というイベントが開催されます.通常後楽園は18:00にて閉園ですが,幻想庭園の開催時期は特別に21:00まで庭園を楽しむことができます.しかも,岡山城や後楽園がライトアップされ,その名の通り「幻想的な空間」が創り出されています.
今回は,後楽園の夏の幻想庭園の開催概要やおトク情報をご紹介!
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夏の幻想庭園の開催概要
後楽園の幻想庭園は,春・夏・秋に催されており,夏が一番開催期間が長いです.
2019年も,8月1日(木)〜31日(土)までの1ヶ月間,毎晩21:30まで後楽園を堪能できます.入園は21:00までです.
開催期間中は,岡山城と後楽園のライトアップはもちろんですが,催し物もたくさん企画されています.鼓や三味線,茶道や華道などの和文化の体験講座や,幻想能舞台・能楽の夕べ,星空観察会といったイベントが連日企画されています.珍しいなと感じたのは,「香道」と「煎茶」の体験講座かな.
体験講座は事前の予約が必要とのことですので,公式HPにて詳細をチェックしてみてください.
幻想庭園の参加は是非とも浴衣で!
夏といえば,お祭りや花火大会がたくさん開催されています.例えば花火大会には浴衣や甚平で参加するという方もいらっしゃると思いますが,幻想庭園も是非浴衣で行ってみてください.
だって,毎週金曜日(8月2日,9日,16日,23日,30日)は,18:00以降に浴衣・甚平で後楽園に行くと,「ゆたかDay」ということで入園料(400円)が無料になりますから!
夏の夜.浴衣姿で幻想的にライトアップされた後楽園に行けば,気持ちが盛り上がること間違いなし.きっと,幻想庭園のひとつの景色になれます!
「浴衣で行きたいけど,着付けが難しくて・・・」という方にも朗報があります.なんと,岡山県立博物感の講堂で17:30から着付けのサービスがあります(着付け料500円).
着付けしていっても入場料が無料になので,実質費用は100円で後楽園にいけますね.
金曜日の仕事を早めに切り上げて,夏の夜を満喫してくださいね〜!
後楽園のビアガーデンで暑さを吹っ飛ばす!
幻想庭園期間中は,後楽園の庭園にビアガーデンがオープンします.
ビアガーデンは事前予約も可能で予約席が160席,当日席(自由席)が300席あります.事前予約は7月1日から始まっていて,10:00〜17:00に予約申し込みが可能です(7月は平日のみ受付).
涼しげな庭園の風景を見ながらビールを堪能するとは,贅沢ですね〜.幻想的にライトアップされた岡山城を見ながらのビールはまた格別.そして,会場では岡山の名物も売っているので,観光でも岡山の魅力を一気に堪能できること間違いナシ!
もちろん,ビアガーデンでは会場販売物を購入することになりますが,今年から“インスタ割”が始まります.これは,会場で販売されているメニューをインスタグラムにアップして,受付で確認してもらうと,全店舗で利用可能な10%OFFチケットがもらえます(数量限定).是非ご利用あれ!
ビアガーデンは,18:00〜21:00です.
最後に
夏の幻想庭園は,後楽園のいつもと違った景色を見せてくれるイベントです.特に幻想的にライトアップされた岡山城の夜の景色に浮かび上がるその樣は,普段の漆黒の厳かな感じとは違い,妖艶な雰囲気を醸し出しています.
後楽園は,岡山駅から徒歩25分.車で10分,路面電車(城下で下車)やバス(後楽園前で下車)など,アクセス方法はいろいろ.個人的なオススメは,岡山市内を走る路面電車ですね(東山行きに乗車してください).
夏の夜長を,美しさ際立つ後楽園の幻想庭園で過ごしてみてはいかが?
幻想庭園のHPはこちら!
2019-07-15