全国の温泉ランキングで上位であり、新千歳空港からのアクセスも良い登別温泉。
鉄道、レンタカーなどでのアクセスも可能ですが、安くて楽なのはやはりバスです。
しかし、新千歳空港から登別までのバスは日に3便のみ。しかも予約制ではないので、チケット買っても確実に乗れる保証はありません!
登別行きのバスに確実に乗るためには、国際線のバス乗り場から乗ることを強くおすすめします。
また、可能なら12:10発を狙いましょう!
では、その理由を含め、具体的にお話していきます。
Contents
登別温泉行きのバスの攻略法
新千歳空港から登別温泉へ向かうバスは、1日3便運行しています。
12:10発を皮切りに、13:15と14:45です。
これらのバスは予約制ではないため、チケットを購入しても確実に乗れるわけではありません。
つまり、乗車定員に達した時点で乗ることができなくります。
平日であれば大きな問題はない一方で、土日祝日の場合はどうしても混雑していてバスに乗れないケースに遭遇してしまうリスクがあります。
では、どうすれば良いかというと、国際線ターミナルにあるバス停から乗ることを強くおすすめします。
登別行きを始め、新千歳空港発のバスは、国際線ターミナル→国内線ターミナルの順に停車し、乗客を乗せていきます。
なので、最初のバス停である国際線ターミナルまであらかじめ移動しておけば、ほぼ間違いなくバスに乗ることができます。
では、なぜバスに乗れないほどの状況になるのでしょうか?
登別温泉行きのバスが混雑する理由
登別温泉行きのバスが混雑するのは、登別温泉が人気であることももちろんですが、特に大きな理由として、アジアからの旅行客が多いということが挙げられます。
数年前に、インバウンドの爆買いで日本経済が潤っているというニュースが話題になりました。その波が落ち着き、今度は地方都市に観光する外国人、特にアジア系の方が増えているようです。
登別温泉は、日本でも有名な温泉地である上に、新千歳空港からのアクセスがよく、日本らしさを味わうことのできる温泉旅館(ホテル)がたくさんあります。
タクシーの運転手さんと話をしていたら、アジアからの観光客のおかげで登別温泉の経済がV字回復したとの話を聞かせてくれました。
登別温泉に限らず、地方の有名な温泉地や観光地は、アジアからの観光客の人気スポットになっていますよね。結構どこに行っても、中国の方を中心にアジアの方々に出会う機会が増えています。
ということで、安価でしかも乗り換えなく各旅館(ホテル)にいける、新千歳空港発のバスが混雑しているというわけです。
登別温泉行きのバスの時刻表
登別温泉行きのバスは、1日3便が出ていて、12:10、13:15、14:45です。
料金は大人1,400円、子供700円です。
特に狙い目は12:10発のバスです。これは、アジア方面からのインバウンドの方が乗った飛行機の到着時刻が12:00から14:00に多いことが理由です。
また、12:00前に着いた場合も空港で昼食を食べてから移動する方が多いので、12:10発の便に乗り可能性は低く、やはり混雑しにくいです。
逆に、14:45のバスは国際線ターミナルの乗客でほぼ満席状態になる可能性が高いです。
私が利用した際には、11:30ごろ新千歳空港にはついていたものの、体調が優れず空港でご飯を食べたり休んだりしたため、14:45の便に乗ることになりました。
事前にバス乗り場の方に聞いたところ、「今日はあまり混んでないから間違いなく乗れるだろうけど、心配なら早めにきたら?」くらいの感じでした。
なので、発車時刻の15分ほど前から、国内線にある登別行きのバス停に並んで待機していました。しかし、実際バスがきて乗れたのは2組(7人)くらいで、あとは「満席なんで乗れません」と言われてしまいました。国際線ターミナルのバス乗り場でほぼ満席状態になっていたということです。
その時点で国内線ターミナルの登別行きバス停列には20人以上の乗客が残されていました。もちろん、私も含まれます。
では、最終バスを逃すともう移動できないのかというとそんなことはありません。
実際私もちゃんと登別温泉まで行くことができました。
続いてその手段についてお話します。
最終便出発後の移動手段は?
登別温泉行きバスの最終便は14:45発です。
しかも、このバスが1番混雑しやすく乗れない可能性も高いです。
では、この登別温泉行きの最終バスに乗れなかった場合はどうなるのかというと、バスの乗り継ぎで登別温泉に向かうことになります。
具体的には、最終便のバスから約35分後に出発する「室蘭行き」のバス(15:20発)に乗り、「登別東インター」停留所で降りて、そこで待っている各旅館(ホテル)行きのシャトルバスに乗りかえ、現地に向かいます。
シャトルバスは、各旅館(ホテル)を周遊して乗客をおろして行きますので、ホテル別の送迎バスや予約が必要ということはありません。
また、室蘭行きのバスに乗る場合、新千歳空港のバス停でシャトルバスの乗り換えチケットをくれます。追加料金は必要ありません。
バスに乗れなかったからといって、焦ってJRやレンタカー、タクシーなどの代替手段を調べるのではなく、その場で待っていれば係りの方が来て案内してくれます。
この室蘭行きのバスにも乗れなかった場合で、登別温泉行きの乗客がまだまだたくさんいる場合には、臨時バスを運行してくれます。
臨時バスの運行が決まればすぐに来るので、臨時バスが出そうならそちらを狙う方がよいです。混雑してないので快適に移動できます。
余談にはなりますが、バス以外の移動手段として、JR、レンタカー、タクシーが考えられます。
JRの場合は、新千歳空港駅から南千歳まで行き、南千歳から「特急スーパー北斗」に乗って登別温泉まで行きます。所要時間は約1時間で料金は2,850円です。
レンタカーの料金はプランとか車種によりますから割愛します。高速料金は千歳インターから登別東インターまでで1,850円、所要時間は約1時間です。行き先での移動手段を考えるとクルマは良い選択肢である一方、冬場で雪道に慣れていない場合は注意が必要ですね。
もうひとつの手段であるタクシーですが、参考までにインターネットのタクシー料金サイトを見ると26,000円くらいです。あまり代替手段としては現実的でないものの、参考までに。
なお、JRで移動した後、登別駅から登別温泉までは結構距離があります。この区間はバスとタクシーが移動手段として考えられ、バスは350円、タクシーだと2,500円程度です。
まとめ
新千歳空港から登別温泉までの移動手段について、バスでの移動を中心に紹介しました。
バスの時刻は12:10、13:10、14:45で、確実に乗るには国際線ターミナルで乗ることをおすすめします。
また、14:45発の便に乗れなかった場合でも、室蘭行きのバスに乗り、登別東インターでシャトルバスに乗り換える手段がありますのでご安心を。
バスは片道1,400円で、所要時間は約70分です。
代替手段として、JRは南千歳乗り換えで特急を利用すると2,850円で、約1時間です。
バスは安い上に、高速道路が滑らかなおかげで乗り心地もよく、快適に移動することができました!
つまり、よく眠れたということです。
登別温泉に向かう際の参考になれば幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
2020-01-04
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