夏休み期間中,関西圏で開かれる花火大会の中でも,打ち上げ数・動員数で最大級の規模なのがびわ湖大花火大会です!
打ち上げられた花火とともにびわ湖湖畔に映し出される花火はまさに絶景!
今回は,びわ湖大花火大会を少しでも快適に観覧するために,駐車場や駅の混雑予想についてお伝えしていきます.観覧の際の参考にしてくださいね!
Contents
びわ湖大花火大会の開催概要
びわ湖大花火大会は,滋賀県大津市で開催される花火大会です.開催概要は以下です.
開催日:2019年8月8日(木)19:30〜20:30(小雨決行・荒天中止)
開催場所:大津港周辺のびわ湖湖畔,なぎさ公園周辺など
打ち上げ数:10,000発
動員数:35万人(2018年)
2019年の花火のテーマは,戦国ワンダーランド・滋賀びわ湖.
2020年から始まる明智光秀をテーマにした大河ドラマ「麒麟がくる」にちなんだテーマで,数々の戦国武将たちの戦いを見守った滋賀・びわ湖が,その記憶を呼び起こすように,戦国武将たちの生き様を花火で表現します.とても壮大で魅力的なテーマですね〜.
また,びわ湖大花火大会のみどころのひとつは,日本最大の湖の湖面を利用した水中スターマインです.スターマインとは連続・連射花火のことです.びわ湖上で半円の花火が開くと,湖面に花火が映し出されて全体として円形の花火が作られ,それが連続して花開くので,水中スターマインと呼ばれます.日本一の湖ならではの演出ですね〜!
このように,魅力たっぷりのびわ湖大花火大会ですから,平日開催にも関わらず動員数が多く,会場の最寄り駅であるJR大津駅やJR膳所駅,京阪電車のびわ湖浜大津駅は毎年大混雑です….
びわ湖大花火大会の混雑予想
35万人もの動員が予想される花火大会ですから,会場近辺に公式な駐車場は設定されておらず,公共交通機関での来場が推奨されています.
当然ながら,打ち上げ直前の19:00頃は,最寄り駅であるJR大津駅やJR膳所駅,京阪電車びわ湖浜大津駅は大混雑になります.
また,駅だけでなく会場に向かう道も多くの人で混雑します.多くの人でごった返した道はかなり危険ですので,「どうせ混雑しているんだからゆっくり行こう」という気持ちで,焦らず・イライラせずに歩きましょう.
会場周辺のフリースペースとしてなぎさ公園が利用できますが,こちらは一定数の観客が入ると入場制限がかかります.16:00より入場が開始になり,19:00前には入場ができなくなってしまいます.また,一旦退場すると再入場はできません.なかなか厳しいですが混雑を制御する上では仕方ない措置ですね.
では少しでも快適に過ごせるように,参考になる情報をお伝えします!
びわ湖花火大会の攻略法
攻略というと仰々しいですが,少しでも混雑を避けるための参考情報と考えてください.事前の下調べと早めの行動が基本になります.何事も準備が大切です.
クルマで会場に向かう
前述の通り,びわ湖大花火大会では公式に駐車場は用意されていませんし,公共交通機関を利用するのが前提になっています.
でも小さな子供を連れて満員電車に乗るのはかなりしんどいですし,でも折角の機会なので会場で花火を見せたいというのは親心というもの.クルマであれば渋滞でもプライベートな空間を確保できますし,動かないとイライラはしますがクルマの中でDVDを見たり子供を寝かせたりできますので,やっぱり便利です.ではクルマでいく場合の注意点について列挙していきます.
まず,会場周辺は交通規制がかかりますので近づかないようにします.交通規制は17:00〜23:00(24:00までのところもあります)ですから,会場近辺に行ってしまうと帰れません.
また高速も混雑します.最寄りのICである大津ICでは15:00頃から渋滞が顕著になり,高速道路まではみ出すほどになります.
なお,大津PAでの花火鑑賞はできません(マナーとしても).あまりに混雑がひどくなると入場制限がかかるので,立ち寄った際にちょっと鑑賞というのはアリですが,がっつり陣取って鑑賞はNGです.
それではどこに駐車場を構えるかということになりますが,会場周辺は前述の通り難しいので,会場からちょっと離れたところに駐車場を確保することをオススメします.一般的に花火は空を彩るものですから,多少遠くても(迫力は落ちるものの)鑑賞することができます.近くで見たい場合も,あえて離れた場所に駐車場を確保し,歩いて会場に向かう方がよいです.
そこでオススメの駐車場は皇子山総合運動公園の駐車場です.
ここは,トイレの設備もあり公園なんでアスレチックなどもあるので,子供をつれてても安心です.夕方には満車になってしまうので早めにいく必要がありますが,混雑が激しい大津ICをはずして京都東ICからアクセスすれば,会場を迂回する形になるので渋滞も少しはマシです.会場までは徒歩20分程度なので歩ける距離ですし,その場でも花火を鑑賞できます.
帰りについても,できるだけ渋滞を避けたいという場合にはフィナーレの前にはクルマで出発する(会場まで歩いた場合は駐車場に戻る)ことをオススメします.フィナーレは誰でも見たいですから,その分早く動けば混雑もゆるいです.
そのほかにも,比叡山ドライブウェイや対岸である草津側の湖畔から鑑賞するというのも,会場よりは少しは混雑が少ないかなというところです.
これらの駐車場を利用する場合は早めの行動が原則です.満車状態でいくと次の選択肢がなくなってしまうので,極端な話お昼ごろには駐車を完了し,周辺であそんでから花火というくらいの余裕をもっていくことが原則です.
電車で会場に向かう
公共交通機関での来場が基本ですので,多くの方は電車で行くことになりますね.大津市は大阪からもJRで1時間程度で行けるので,電車はかなり混雑します.
会場入りする際には,混雑は分散されますので,周辺観光を楽しむつもりではやめに行けばいきは大きく問題にはならないと思います.
問題は帰りです.
まず事前の準備として,帰りの切符を事前購入する,またはICカードのチャージを確認するというのは絶対条件です.切符やチャージの列に並ぶことになると悲惨です.ICカードの場合は,PitapaだとJRも含めてポストペイが利用できるので,うっかりミスが防げます.
次に,どうしても混雑を避けたいということであれば,駐車場の時と同様にフィナーレが終わる前に会場を出ることをオススメします.また会場での場所取りについても,帰り道に近いところを確保してください.メイン会場で見るのであれば,花火は大きいので多少後ろで見ていても迫力は大きく変わりませんし,事前の準備という意味では大事なことです.
ついでに言えば,駅が人でごった返すことが容易に予想できますから,トイレなんかは早めに済ますとか,飲み物をあまりがぶ飲みしすぎないといったことは頭に置いておいた方が良いと思います.
最寄り駅ではなく駅をずらすというのも手ではありますが,歩く距離が増える割に実りがありません.駅自体は混雑してなくても結局は電車に乗れないので….
ただし,帰りたい方向とは逆に駅をずらすのはアリです.京阪線の場合は駅間隔が小さいので,電車の状況を見ながら乗れそうな駅まで歩くのは作戦としてアリです.JRだと駅の間隔が長いので現実的ではありません.
まとめ
大きな花火大会やお祭り参加する時は混雑はつきものです.
混雑を少しでも避けて快適にお祭りを楽しむためには,事前準備と早めの行動が原則です.
しっかりと準備して,たっぷり花火を楽しんでください!
2019-08-03