秋になると紅葉が色づき，美しい景色が私たちの目を楽しませてくれます．神社・仏閣が多い京都は，絵になる紅葉が多い地域ですよね．
京都駅から約1時間程度の洛北エリアにある紅葉スポットで，Walker+の京都紅葉ランキングで１位を獲得しているのが圓光寺です．
今回は，2019年の圓光寺の紅葉の見頃と混雑予想について書いていきます．
Contents
圓光寺の紅葉の見頃は？
京都圓光寺の紅葉は，例年11月上旬〜12月上旬に見頃を迎えます．
今年も例年通り，11月20日頃に見頃を迎えると予想しています．
圓光寺は，紅葉の色づきに合わせ，11月16日（土）〜11月25日（月）に早朝拝観があります（詳細は後述します）．
https://twitter.com/kurichan_yk3/status/1069145613357408256
少し余談になりますが，一般的に紅葉は最低気温が8℃よりも下がると始まると言われており，4〜6℃になると色づきが一気に進むと言われています．
洛北の圓光寺は，京都の他のエリアよりの北側に位置しますし，比叡山のふもとに位置することから，気温も低めに推移します．なので，色づきは京都駅周辺のエリアよりも少し早めでしょう．
圓光寺の紅葉の混雑予想と回避法
圓光寺は，京都駅から約1時間の距離に位置し，アクセスは決していいわけではありません．バスまたは叡山電鉄で向かいますが，最寄りのバス停・駅から徒歩10分〜15分程度かかります．しかも坂道です．
しかし，美しい紅葉が見られるスポットとして非常に人気がでてきていますので，拝観者は増加傾向にあります．ちなみに，昨年の紅葉期間中の拝観者は40,000人程度です．今年はまた拝観者が増える可能性が高いです．
【圓光寺(京都・一乗寺)】#紅葉#京都#日本庭園#日本庭園好きな人RT#写真好きな人と繋がりたい#写真撮ってる人と繋がりたい#ファインダー越しの私の世界pic.twitter.com/6mp36YqCAT
— 園芸太郎のブログアカウント＠日本庭園好き (@amebaengeitarou) October 10, 2019
しかも，圓光寺のHPは，英語で情報が併記されています．外国人観光客の方も少なくないでしょう．
清水寺などのメジャースポットと比べると混雑は緩やかですが，年々混雑しやすくなるでしょう．
もちろん平日は混雑が緩やかですので，平日狙いが一番です．そして，京都駅からのアクセスを考えると，混雑が予想される休日でも午前中はゆっくりと拝観できると予想できます．
なので，朝から行けばゆっくり拝観が可能ですが，最もよい混雑回避の方法は早朝拝観です！
圓光寺の早朝拝観について
圓光寺は，11月16日（土）〜11月25日（月）までの10日間は早朝拝観を実施しています．
- 完全予約制
- 朝7:30から
- 70名限定
- 拝観料は1,000円
完全予約制なので，一般拝観開始の9:00までの1時間半は圓光寺で拝観しているのは最大70名です．
これならゆっくりと拝観できますね．
予約開始は10月21日（月）9:00〜です．
電話予約のみです（075-781-8025）．2回線での対応なので予約開始時点は特に繋がりにくい可能性があります．
一番人気になるであろう日程は11月23日（土）と11月24日（日）です．
圓光寺さんの早朝拝観
朝日の差し出すタイミングを待ってツーカット
やっぱり紅葉どりの始点はここですね(^o^)#圓光寺#紅葉#東京カメラ部 #tokyocameraclub
#PASHADELIC#autumndelic pic.twitter.com/2b76ZhnjWE— なも (@i_namo) November 22, 2017
早朝拝観は朝日とのコラボも観られる可能性があるため，普段見れない情景がみられますよね．
見頃にちょうど合致する休日ですから．もちろん，平日に行ける場合は平日の方がいいですね．早朝拝観なので，近隣にお勤めの場合は午前半休などでも対応可能です．
ただ，せっかくの紅葉の季節！
余韻を楽しむ意味でもそのまま会社ってのはもったいないですから，平日に休みをとるなら朝から晩まで名所で紅葉めぐりを楽しみたいですね．
圓光寺へのアクセス（駐車場はなし）
圓光寺へは，京都市バスか叡山電鉄を使って向かうのがスタンダードです．
市バスの場合は5系統の路線にある「一乗寺下り松町」が最寄りです．京都駅からであれば約40分です．
早朝拝観に行く場合は以下のバスがあります．
- 京都駅 6:22発（一乗寺下り松町 7:03着）
- 京都駅 6:48発（一乗寺下り松町 7:24着）
かなり朝が早いですが，早朝拝観開始時刻あたりに圓光寺に到着することができます．
料金は520円です．
電車で向かう場合は地下鉄⇨京阪⇨叡山電鉄と3つの電車を乗り継ぐ必要があります．
京都市営地下鉄烏丸線で「烏丸御池」まで行き，京阪三条まで移動（徒歩2分）し京阪本線で「出町柳」へ，その後叡山電鉄本線で「一乗寺」に行きます．そこからは徒歩（15分程度）です．
京都駅発は6:38の電車に乗れば，乗り換え時間も込みで7:15に「一乗寺駅」に到着します．ちょうど7:30頃圓光寺に到着します．
料金は670円です．
電車は乗り換えが面倒なのでバスの方がいいですね．しかもバスの方が安いです．
ではクルマで行けばいいよねって話になるんですが，圓光寺の拝観用の駐車場は11月の紅葉の時期には周辺の混雑を懸念して閉鎖されます．
なので，近隣の迷惑にもなりますのでクルマでの拝観は避けるべきです．
そうはいってもクルマで行く方が便利ということもわかります．
最も最寄りの駐車場はタイムズ一乗寺第2です．
7台しかないのでいっぱいになっている可能性が高いですが，早朝拝観であれば空いてる可能性があります．もしここが空いていなければ近隣をさまようことになってしまいますので，そこを考え併せた上で選択肢にいれてください．
まとめ
洛北エリアで人気の紅葉スポットである「圓光寺」は，人気が年々増しています．京都駅から距離があり，その道すがらにもたくさんの紅葉スポットがあることから，混雑は少しばかり緩やかでしょう．
休日の混雑はありますが，ゆっくりと拝観するなら早朝拝観の予約に挑戦してください．
70名限定ですから，混雑とは無縁で1時間半ゆっくりと拝観可能です．
10日間のうち休日は4日間．休日は競争率が高いと思いますが，電話のみの予約受付なので繋がるかどうか（タイミング）も大事になります．受付は10月21日（月）9:00〜ですが，思い立った時に連絡を入れてみてください．
絵になると評判の圓光寺の紅葉，早朝拝観を皮切りに周辺の紅葉を拝観して回っていくというプランもアリです．紅葉時期にの爽やかな朝日を浴びながら，秋の京都を楽しんでください．
最後までお付き合いいただきありがとうございました．
2019-10-15
