初詣

西大寺観音院2020初詣の混雑予想!イベント・御利益・歴史も調査

西大寺観音院岡山県岡山市東区にあります。

天平勝宝3年(751年)に千手観音を安置したのが始まりとされており、毎年2月に執り行われる「裸祭り」でも有名です。

 

西大寺観音院には、例年約1万人が初詣に訪れます。しかも、大晦日の23:30から800食のうどんが振る舞われ、24:00からは招福の鐘をつくことができるので、特に大晦日〜元旦にかけての深夜に混雑が予想されます。

周辺の渋滞は大晦日〜元旦にかけての深夜に特に注意が必要です。

三が日は各種イベントが予定されているので、初詣参拝客の西大寺での滞在時間が長くなる可能性が高いため、渋滞よりも駐車場の確保が困難になるかもしれません。

 

なお、公共交通機関を利用する場合は、赤穂線の西大寺駅から徒歩15分程度とアクセスはまずまずです。電車は1時間に2本ほどなので、充実しているとは言い難いですが、三が日はイベントもあるため、イベントを楽しむ前提であれば、渋滞や駐車場を気にする必要がないため、電車での参拝も便利です。

 

西大寺観音院の本尊は千手観音であり、そのご利益は安産・子授け・厄除けなどです。

 

では、詳しく見ていきましょう。

Contents

西大寺観音院の渋滞・混雑予想

西大寺観音院は岡山県岡山市東区にあります。国道2号線から少し入ったところにあり、周辺道路はあまり広くはないので、大晦日〜元旦にかけての深夜は、渋滞と混雑が予想されます。

三が日については、各種イベントが企画されていることもあり、西大寺への滞在時間が長くなる可能性があります。すなわち、駐車場(100台)が満車になっている可能性があるので、いくのであれば朝の時間帯(9:00前後)を狙って参拝する方がよいでしょう。

 

公式には、西大寺公民館に臨時駐車場が設けられるほか、西大寺駅前と駅から西大寺観音院までの間に民間の駐車場が少しあります。

西大寺観音院の駐車場が混雑可能性が高い元旦は、西大寺駅前に駐車して歩くことも一案です。さすれば、西大寺付近で駐車場待ちで立ち往生ということを避けることができます。

 

渋滞がしんどいという場合には、JR赤穂線の西大寺駅を利用して参拝することができます。

徒歩15分かかるため、その距離が面倒・寒いからいやという場合はこの限りではありませんが、駐車場待ちの混雑でイライラしたくないとかいう場合には、電車を利用するか、前述の通り西大寺駅周辺の駐車場を利用するといったことも考慮ください。

JR赤穂線西大寺駅の時刻表はこちらです。

1時間に2本ほどのペースで運行されており、列車の本数はそんなに多くありませんが、西大寺観音院では三が日に各種イベントが予定されているため、参拝のみではなく、程よく時間をかけてお参りすることができます。

では、まずは西大寺観音院で三が日に催されるイベントを紹介します。

スポンサーリンク

 

西大寺観音院の三が日イベントは?

西大寺観音院では、大晦日〜三が日に渡っていくつかのイベントが企画されています

まず、12月31日の23:30から800食限定でうどんによる接待が予定されています。大晦日の深夜ですので、当然冷え込みが予想されますから、あったかいおうどんが無料でいただけるのはとてもありがたいですね。

また、24:00〜は除夜の鐘です。西大寺には国指定重要文化財である招福の鐘(龍鐘)があります。

西大寺本堂裏手にある鐘楼門で受付をすると、除夜の鐘をつくこともできますので、大晦日の深夜に西大寺観音院に行って、除夜の鐘をつき、1年の無病息災を祈願してはいかがでしょうか?

 

三が日には甘酒が振る舞われるほか、1月1日〜5日の9:00〜16:00にフリーマーケットと飲食店が軒を連ねます

さらに、西大寺から吉野川を越えた東側にある除慶寺とのコラボで、スタンプラリーも企画されています。

西大寺観音院HPより引用

公式ページの写真でも、それなりの混雑はありそうですが、動けないほどではないので、普通に混んでるなーくらいの感覚です。

なお、除慶寺の場所は以下です。

 

西大寺観音院の歴史は?

西大寺観音院は、天平勝宝3年(751年)に、周防国(山口県)の藤原皆足姫(ふじわらのみなたるひめ)が千手観音を安置したことが始まりとされています。

西大寺観音院HPより引用

正式な文献は幾度かの罹災により失われていますが、1507年の文献には1299年に本堂、常行堂、三重塔、鐘楼、経蔵、仁王門等を構えた地方屈指の大寺であったことが記録されています。

境内には、その仁王門や三重塔などの古建築が並んでおり、これらを拝観するのも楽しみのひとつです。

 

西大寺観音院は、千手観音が安置されています。千手観音の千本の手には、それぞれの掌に一眼があるとされており、その千本の手は全ての方を漏れなく救済しようという観音さまの慈悲を表しています

 

千手観音のご慈悲は広く、災難、延命、病気平癒、夫婦円満、恋愛成就などあらゆる現世利益にご利益があるとされていますが、特に西大寺観音院の千手観音は、会陽(裸祭り)に参加した時のまわしを腹帯にすると安産になると言われていることから、安産に対して功徳が高いとされています。

すなわち、西大寺観音院は特に安産・子授けにご利益があります。

 

また、万人の救済のための千本の手ですから、厄除けにもご利益をいただくことができます。

これから、子宝に恵まれたい、妊娠中であるという方はもちろん、誰でもどんな願いでも手を差し伸べてくださる千手観音さまなので、ぜひお参りに行きたいですね。

 

まとめ

千手観音をご本尊とする西大寺観音院について調べました。

国道2号線から少し入ったところにある西大寺観音院は、すぐそばの周辺道路は比較的狭いので、特に大晦日〜元旦にかけての深夜は渋滞・混雑に注意が必要です。

三が日は、フリーマーケット・スタンプラリーなどの各種イベントが予定されていますが、大混雑という印象ではなく、それなりに混んでいる程度でしょう。

 

電車でのアクセスは、JR赤穂線西大寺駅から15分程度と少し遠めではありますが、そんなに苦になる距離でもありません。電車は多くはありませんので、注意が必要であるものの、ゆったりと穏やかに初詣を楽しめる神社です。

 

千手観音は安産・子宝を中心に、多くの願いを拾い上げ聞いてくださるため、妊娠中の方、子宝に恵まれたいと望んでいる方には、特にオススメの初詣スポットです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

2019-12-24

 

岡山の初詣No.1スポットである最上稲荷や桃太郎伝説の吉備津神社ついては以下の記事をご覧ください。

最上稲荷2020初詣の混雑時間は?その歴史とご利益・参拝法も調査

吉備津神社2020初詣の渋滞や混雑は?神社の歴史とご利益も紹介