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西大寺はだか祭り2020の渋滞予想!駐車場や交通規制・参加条件も

岡山県の西大寺観音院で開催される西大寺会陽は、日本三大奇祭にも数えられるお祭りで、別名「はだか祭り」とも呼ばれます。

毎年1万人を超えるふんどし一丁の男たちが、宝木(しんぎ)を奪い合います。

西大寺はだか祭りは、参加者が1万人に加え、観覧者もかなりいますので、周辺道路の渋滞は避けられませんし、交通規制がかかります。

行きは、時間に余裕をみて来場することで、駐車場の確保や渋滞回避は大きく問題にならないような計画を立てることが可能です。一方、帰りの渋滞は、数万人が同時に帰路につくことから、この混雑をどのように避けるかがポイントになります。

周辺の駐車場は密集していることもあり、帰路の渋滞がかなりすごいことになるので、渋滞回避と駐車場確保の両面から、JR西大寺駅周辺の駐車場(タイムズや三井のリパーク)に朝から駐車することを提案します。

西大寺からJR西大寺駅は徒歩10分程度です。

では、詳しくみていきます。

 

Contents

西大寺はだか祭りの交通規制と駐車場

西大寺はだか祭りは、参加者だけで毎年1万人観覧者を含めると数万人規模の来場がある、岡山県を代表するお祭りです。

数万人が来場するということで、やはり交通規制が敷かれます。その概要が以下の地図です。

岡山県のHPより引用

地図中の赤いところが交通規制される区画で、2月15日15:20〜0:00までが規制対象時間です。青く塗られている道路は渋滞予想地域で、黄色で示されている公式駐車場(②〜⑥)が集まっていますね。

この駐車場群の合計収容台数は約1,200台ですから、渋滞は避けられません。無料ではありますが、帰りのことを考えると避けたいと感じませんか?

となると、西大寺の東側にある駐車場①(向州グラウンド)が気になるところです。こちらの駐車場は有料で、15:00〜駐車可能です。250台分のスペースがあるので、ちょうどいい時間に行けば入れますし、多少の渋滞は覚悟する必要がありますが、青い範囲に比べるとかなり渋滞は緩やかでしょう。特に、ここから東側に帰るならなおさらです。

 

公式駐車場はここまでですが、あえて私は駐車台数の少ないJR西大寺駅周辺の駐車場をおすすめします。その理由は、早くから駐車場を確保できる安心感と会場や公式駐車場から少し離れているので、渋滞の影響を受けにくいと考えるからです。

タイムズJR西大寺駅前は、収容台数20台で上限料金が440円(24時間まで)。

三井のリパーク岡山西大寺2丁目は収容台数9台で上限料金が600円(24時間まで)。

台数がかなり少ない上に会場まで歩く必要がありますが、お祭り終了後に早々にこっちに向かうことができれば、渋滞に巻き込まれにくいです。

駅前ですから、朝早くに駐車場を確保して、岡山駅近辺で遊んで、再度戻ってきてはだか祭りに参加(観覧)して帰路につくという計画も立てられます。

 

午前中に行って駐車できないケースは少ないように思いますが、駐車できなければ15:00に解放される向州グラウンドを次の選択肢に入れておけば、リスク補完も可能です。

クルマで来場の場合は、1つの参考にしてください。

 

では、西大寺はだか祭りの参加条件をはじめとする概要について簡単に記載します。

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西大寺はだか祭りの参加条件

西大寺はだか祭りの参加条件は以下です。

  • 中学生以上の男性
  • 飲酒していない
  • 刺青がない
  • メガネ・ネックレス・ピアスなどをつけていない
  • ヒザ以外にサポーター、足袋を着用していない

はだか祭りは500年以上の伝統を持つ神聖な行事であることと、宝木を奪い合う祭りであることから危険やトラブルを避けるためにこれらの規定があります。

怪我防止のためにヒザサポーターは特別に認められていますが、ヒザサポーターも40cm以内と規定されています。

伝統行事のため、ふんどし以外を身につけていないということが大事です。

 

参加する場合は事前の申し込みが必要です(こちら)。

 

当日は、19:00〜20:30を目安に着替え、身を清めたり祈祷をしたのちに、宝木が投下されます。

宝木の投下時間は22:00です。

22:00には照明が消え、投下された宝木を争奪し、仁王門へ運びます。

かなり密集した中で、しかも暗闇での争奪戦。かなりの迫力です。

 

会場の見取り図と裸の男たちの移動順路は以下です。

西大寺会陽HPより引用

 

観覧席を含めた会場見取り図は以下です。

岡山商工会議所HPより引用

安全なのは特別観覧席(座席)で5,000円(予約制)。

立ち見席(1,000円or500円)も予約可能ですが、多くの方が当日購入されます。

観覧席のチケットの申し込みはこちら

数万人の観覧客が押し寄せるので、21:00までには会場入りしましょう。

そして、観覧の際には防寒対策とカッパ(雨の場合)必須です。傘だと危ないですし、後ろの方が見えなくなってしまいます。

 

まとめ

日本三大奇祭のひとつである西大寺はだか祭りは、2020年2月15日(土)に開催です。

メインの宝木投下は22:00ですが、21:00頃からお清めなどが始まります。

周辺道路は交通規制が敷かれますし、参加者約1万人、観覧者数万人が訪れますので、かなりの混雑です。渋滞も避けられません。

そこで、駐車台数は少ないものの、上限料金が数百円であることから、JR西大寺駅前のタイムズやリパークの利用をおすすめします。

朝から駐車場を確保できれば、昼の時間は岡山などまで電車で出て観光することもできますし、帰りの渋滞の発生源である無料駐車場群とは少し離れているので、比較的スムーズに帰宅できるからです。

駅までは徒歩10分程度ですので、その点はご了承ください。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

2020-02-07