クルマの話

クルマ選びに悩んだら情報集めから!調べ方の3ステップ

クルマは,いろんなメーカーや車種があって,毎年新しいモデルが発売され,形も性能も色もそれぞれ,さらに新車と中古車(中には新古車というものも…)など,選択肢は無限大!

しかもとても高い買い物なので,「ちょっとお試しで…」の感覚で気軽に買い換えるのも難しい.

だからこそ,自分に合った一台を見つけたいと思うものです!

しかし,選択肢がとっても多いから,どうしても悩んでしまうものですよね〜.

さらにさらに,インターネットを使えばいろんな情報が出てくるし,専門用語もたくさんでわけがわからない・・・.情報に埋もれてしまうなんてこともしばしば.

そこで,マ選びに悩んだ際の調べ方を3ステップでお伝えします!

クルマ選びのために情報を集める時の参考にしてくださいね!

Contents

調べ方の3ステップ


今回は,「メーカーのディーラーで新車を購入する」ことを前提にオススメの調べ方(インターネットを利用)を3ステップで紹介させていただきます.

もし,「このクルマが欲しい!」ということが決まっている場合でも,新しい発見があるかもしれませんのでお試しあれ!

ちなみに,ディーラーとは,特定のメーカーのクルマだけを売っているお店のことで,「トヨタのお店(トヨペット)」とか「ホンダのお店(Honda cars)」などの,クルマのメーカーのロゴが前面に出ているお店のことです.

では,本題に入ります.私のオススメする調べ方は以下の通りです.

Step 1  :  中古車サイトをcheck!

Step 2 : メーカーサイトをcheck!

Step 3 : お店のサイトをcheck!

順を追って説明していきます.

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ステップ1:中古車サイトをcheck!

今,頭の中に『?』が舞っている方もいらっしゃると思いますので説明します.

私は,確かに「新車購入を前提に!」と言いました.

でも最初に調べるのは「中古車サイト」です.

みなさんは,中古車サイトをご覧になったことはありますか?

中古車サイトは,情報豊富でとても参考になります.

例えば,有名なgoo-netというサイトを見てみると,「メーカーから探す」「ボディタイプから探す」「地域から中古車を探す」といった感じで,欲しいクルマを見つけやすくなっています.

出典:goo-net

さすがに「地域から中古車を探す」は今回関係ありませんが,街で見かけたクルマで気になっているものがあれば,そのメーカーのロゴからクルマを見つけることができるかもしれませんし,用途が決まっていればボディータイプで探すことができます.

中古車サイトを見る目的は,購入候補となる車種を絞り込むことです.

では,具体的に見ていきましょう!

今回は,4人家族でゆったり乗れるファミリーカーが欲しいというニーズがあると仮定して検索していきます.

ファミリーカーといえば,やっぱりミニバン!

ということで.goo-netで,ボディタイプから探すの項目の「ミニバン・ワンボックス」をクリックします.

出典:goo-net

すると,写真付きでいろんな車種が出てきます(189車種も出てきました(^_^;))⇦下図赤枠

出典:goo-net

気になるクルマにチェックを入れると,右側にライバル車も出てきます.⇦上図青枠

見た目が気に入ったものや聞いたことがある,友達が乗っているなど,気になったクルマがあったらカタログ情報をチェックします.

今回は一番上にあったので,セレナのカタログ情報を見てみます.カタログ情報は,カタログっていうところ(下図参照)をクリックすると見れます.

出典:goo-net

クリックしたあとのページが下です.

出典:goo-net

一番上に出てくるものが,最新モデルです.クルマの写真の下にはグレードや価格,クルマに乗れる人数,燃費などが表示されています.また,グレードをクリックすれば内装の写真なども見れます.例えば「eパワーオーテック Vパッケージ」をクリックすると以下のようなページに移動しました.

出典:goo-net

クルマの主な写真の部分を赤枠で示しています.この写真は共通のものなので,そのモデル特有の写真ではありませんが,参考にしてください.

クルマを購入する際に重要視することは人それぞれ違いますが,中古車サイトでの検索では,見た目と燃費,車両本体価格について情報を見ていただければよいです.

ちなみに,車両本体価格はあくまで参考であり,この価格で買える訳ではない点をご留意ください.

実際には,税金などの諸費用がかかるのはご承知の通りだと思いますが,追加しないといけない装備があったりします.もちろん,値引きもあります.

もう少し現実的な価格は次のステップで調べます.

ステップ2:メーカーサイトをcheck!

中古車サイトで購入候補の車種を決めたら,次にメーカーサイトを閲覧します.

メーカーサイトでは,クルマのいい面がしっかり書いてあったり,そのクルマの装備について書いてあったり,セルフ見積もりができたりと,購入に向けた前向きな情報が書いてあります.

メーカーサイトでやって欲しいことは2つ.

購入希望車種の装備について確認する

セルフ見積もりで,大体の価格を把握する

では,メーカーサイトに行ってみましょう!

今回は,中古車サイトと同じように「セレナ」を検索しました.セレナのWebカタログはこちらです.

ページをスクロールしていくと,外観&内装の写真が出てきます.赤枠の部分をクリックすることで,好みの色ではどんな感じかとかも見れます.

出典:日産セレナWebカタログ

さらにスクロールしていくと,セレナ自慢の装備について情報が得られます.

出典:日産セレナWebカタログ

特に子育て中の方にとって魅力的な装備がたくさんついていますね.

余談ですが,私が「いいな」と思った装備は,車体の下に足先をいれるとスライドドアが開く「ハンズフリーオートスライドドア」と,「充電用のUSBポート」が車内に設置されている点です.

ハンズフリーオートスライドドアは,例えば子供が抱っこで寝ちゃった時には完全に両手がふさがってしまうので,ドアがハンズフリーで開けられるのはかなり便利です.

USBポートは,車内で携帯の充電ができるようになります.備え付けだと見た目がスッキリしていてgoodです.

もう一つは,メーカーサイトでやって欲しいのは,セルフ見積もりです.

前述したように,税金などの諸費用や,つけないといけない装備などで,クルマの車両本体価格以外に結構お金がかかります.

セルフ見積もりの価格も実際の購入価格ではありませんが,中古車サイトで見た車両本体価格よりも実際に支払う価格に近い価格を知ることができます.

試しに,セレナのe-パワーオーテック Vパッケージ(goo.netのカタログサイトで一番上にあったグレード)で見積もりをしてみました.

見積もりページは,セレナのページの「見積もりシミュレーション」というところをクリックすると,出てきます.

見積もりではいろいろと選ぶところがありましたので悩みどころではありますが,私はクルマの色が黒で最低限あったほうがいいと思う装備,具体的には以下の項目を選びました.

  • ナビレコお買い得パック+ETC
  • ベーシックパック(プラスチックバイザー・ナンバープレートリムセット・フロアカーペット)
ナビレコパックは,カーナビとドライブレコーダーのセットです.ドライブレコーダーは,事故とかの時に証拠になるので,可能な限りつけておくことをオススメします.ETCは今や必須ですね.

ベーシックパックは,普通ついてそうなものが実はオプションっていうパーツのセットです.

以前私がクルマを買う時に驚いたのですが,フロアマットがオプションだったんです.「普通ついてるんじゃない?」とか思ってたんで結構衝撃でした.おそらくフロアマットだけ単品でつけることもできるんじゃないかなと思うんですが,今回は簡易見積もりなんでセットを選択しています(個別が選べるのかわからなかっただけです…).

ちなみにプラスチックバイザーは窓の上の雨よけ,ナンバープレートリムはナンバープレートの周りの台座のようなものです.(これだけで10万近い…)

具体的な見積もり結果が以下です.

出典:日産セレナ見積りシミュレーション

車両価格が,4,086,134円(税込)になりました.gooで見た価格は,3,624,480円(税込)だったので,やっぱり高くなりました.

最近のクルマはナビなしで売ってて,後付けでカーナビをつけるようなものが多いようです.オートバックスなんかで購入するほうが安いかもしれませんので,ナビは必ずディーラーでつけないといけないわけではありませんが,クルマ買ってそのあとナビをオートバックス買って,つけてもらってという感じで結構手間になります.もちろん,ナビをつけるための作業費用(工賃)もかかりますので,ディーラーでつけてもらうことをオススメします.

続いて,忘れてはいけないのが諸費用です.諸費用は税金などが含まれます.

出典:日産セレナ見積りシミュレーション

赤枠が,諸費用込みの価格です.今回選んだ車種は減税対象だったので,諸費用は12万円程度になり,合計価格が4,211,393円(税込)でした.

gooで見た価格より59万円高い価格で乗り出しという結果でした.

この結果はあくまで簡易見積もりなので,実際に購入する際には値引きも入るでしょうし,今乗っているクルマを下取りに出すかもしれません.また,オプションも必要なものを絞り込んだ形で選択できます.

なお諸費用は基本的に変わらないので,購入時にどの程度かかるのか見ておくと,「定価よりすごく高くなった!」と思うことも少ないと思います.

ステップ3:お店のサイトをcheck!

さて,以上の情報検索で買いたいクルマとその概算の購入価格を知ることができました.

次に,実際のお店に行くわけですが,行く前に近くのお店のサイトをチェックします.

基本的には家から近いお店を選ぶことになりますが,クルマは買って終わりではなく,メンテナンス(オイル交換など)や車検,故障時などにずっとお世話になる可能性があります.

なので,新車は基本的にどこで買っても同じものを買えるのですが,私はお店をしっかり選ぶべきと考えています.

メーカーのサイトには,必ず販売店を検索する項目があって,そこから近所の販売店がどこにあるかを見つけられます.そして,お店を紹介するページがあるはずです(なかったらすみません).

お店のトップページは店名以外同じなんですが,お店の写真やスタッフの写真,ブログなんかを運営しているところもあります.

家からの距離がそんなに変わらないのであれば,お店やスタッフの写真,キッズスペースがあるかどうか,ブログの更新状況なんかをみて,感じのよさそうなお店から行ってみることをオススメします.

最後に

いかがでしたでしょうか?

クルマ関連の情報は世間に溢れていますので,情報源はたくさんあります.口コミとか試乗レビューなんかの情報もたくさんありますが,今回の記事では主観が入っていない客観的な情報源を紹介しました.

その意図は,誰かの情報ではなく,自分の考えで納得してクルマを選んだ方が,愛着もでてよいのではないかと思うからです.

まずは,この記事を参考にインターネットで情報を検索してもらって,少し知識をもった状態で,お店で説明を聞いたり,試乗したりしてもらえると,後悔なくクルマを選べるのではないかと思います.

2019-05-27