人物の話

山梨県知事・長野幸太郎氏の経歴は?開成〜東大〜官僚の超エリート

新型コロナウィルスで休業を余儀なくされている方もいらっしゃる中で、山梨県知事の長野幸太郎氏が、「2020年5月の給与を1円とする」ことを発表しました。

新型コロナウィルス感染拡大防止のために、外出自粛・休業要請が続く中での決断で、5月分の給与である125万円を返上することに対して賛否がありますが、個人的にはなかなかできる決断ではないなと感じています。

 

長野幸太郎知事は、東京の開成高校〜東京大学法学部卒で、大蔵省(現在の財務省)に入省した超エリートでした。

 

では、その詳細についてみていきます。

 

Contents

山梨県知事・長野幸太郎氏の経歴

山梨県知事の長野幸太郎さんのプロフィールは以下です。

 

  • 名前:長野幸太郎(ながの・こうたろう)
  • 生年月日:1968年8月18日
  • 出身地:東京都
  • 趣味:食べ歩き・料理・スキューバダイビング・マラソン
  • 尊敬する人物:高杉晋作

※写真は山梨県HPより引用

 

 

東京都出身で、ご実家は小さな商店を営んでいたようです。

 

学歴は、東京都の名門高校である開成高校(現在の偏差値は78で全国2位)。

そして、国内の最高学府である東京大学の法学部出身です。

 

東大法学部を出た後は、大蔵省(現在の財務省)に入省しました(1991年)。

そして、1994年にアメリカコーネル大学のロースクールを修了されています。

留学経験もあることからか、1997年には在ロサンゼルス総領事館の領事を務めています。

 

1991年の入省後は、2004年まで、大蔵省→(在ロサンゼルス総領事館)→金融庁→財務省と金融系の省庁での業務にあたっています。なので、金融系の政策について造詣が深いということですね。

そして、2005年に衆議院議員選に当選し(山梨2区・南関東比例代表)、2009年は残念ながら落選(山梨2区)、その後2012年・2014年に当選しています(山梨2区・小選挙区)。

2017年の衆議院議員選は次点ということで、当選ならずという結果でした。

 

最初の当選の時は自民党公認でしたが、郵政民営化反対というスタンスだったことから2009年に自民党に離党届を出し、無所属で出馬しています(この時は落選)。

2012年2014年に無所属で出馬し当選しています。

衆議院議員としては、2013年に政策委員長に就任(二階派)されていました。無所属にもかかわらず、自民党の二階氏の支援を受けていたそうなので、実力を買われていたということでしょうね。

これは、残念ながら次点で落選した2017年の選挙(無所属で出馬)後に、二階幹事長(当時)から、幹事長政策補佐に任命されたことからも窺い知ることができます。

 

山梨県知事選は、2019年に出馬し、当時現職であった後藤氏を破り当選。

知事としては2年目です(2020年現在)。

スポンサーリンク

月給返上に対する世間の反応は?

月給返上(125万円)については、「思い切った発表だな」というのと、「行動で示すところはいいな」と個人的には感じています。

なお、月給を1円に設定しているのは、無償で職務を行うと「公職選挙法の寄付行為」に当たる可能性があり、違法となる可能性があるからとのことです。

 

2020年4月24日時点の情報では、愛媛県の中村時広知事が全額返上、北海道の鈴木直道知事、福岡県の小川洋知事が減額の意向を示しています。

 

twitterでは、賛否の声がありますね。

 

高須院長も、称賛するコメントをしていますね!

一方で、報酬をきっちりもらって、その分仕事をして欲しいという反応もあります。

https://twitter.com/nakamutti_k/status/1253511823468277764

 

意見は様々ですが、行動することで議論が生まれていることはよいことと感じます。

 

まとめ

5月分の給与返上を発表し、4月28日の議会で議論する予定の山梨県・長野知事の経歴について調べました。

開成〜東大法学部のエリートで、アメリカのコーネル大学への留学も経験されている超エリートです。

国会議員も経験されているので、そういった視点も含めてしっかりと対策を講じてくださることでしょう。

 

今回の件も賛否はありますが、行動で示してくださっていること自体に意味があるように感じています。

対価をしっかりもらって、仕事をして欲しいというところはごもっともですが、今の活動を後の対価に反映するというのも1つなのかなと(もちろん、その決定は我々にはできませんが)。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

2020-04-24