七海ひろきの本名や経歴は？退団理由やCM出演など退団後の活躍も

七海ひろきさんという、元宝塚スターをご存知でしょうか？

「ひろき」という名前と、そのかっこいい姿から男性かと思うほどですが、元宝塚歌劇団星組の男役スターであり、つまり女性です。

これだけの容姿であれば、男”役”と言われると少し疑問が沸いてしまうくらい、男性の雰囲気を醸し出していますね。

今回は、この七海ひろきさんの本名や経歴・CM出演や現在の活動、退団理由などを調査しました。

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七海ひろきさんのプロフィール

まずは、七海ひろきさんのプロフィールからです。

https://www.instagram.com/p/B_zkDKthd15/

名前	七海　ひろき（ななみ・ひろき）
本名	海津　久美子（かいづ・くみこ）
生年月日	1984年1月16日
出身地	茨城県水戸市
好きなもの	みかん・スイーツ・コーヒー・時計・本

七海ひろきという名前は、「七つの海のティコ」というアニメが好きだったことに由来しているそうで、自分でつけたそうです。

七つの海のティコは、1994年放送のアニメで、伝説のヒカリクジラを探して、主人公のナナミとお父さんのスコット、お父さんの相棒のアルが、世界の海を旅する物語です（ご存知ない方はこちらをどうぞ）。

主人公は女の子ですが、冒険の物語が好きというところがボーイッシュな感じで、七海ひろきさんと重なりますね。

幼少期は、2歳年上のお兄さんとヒーローごっこばかりしていたそうなので、遊びも男の子っぽいし、子供の時の過ごし方も、現在のカッコよさにつながっているのかもしれませんね。

短髪で精悍な顔つきから、男性と言われても全く違和感がないです。

https://www.instagram.com/p/B9QrpfmB040/

しかし、かっこえ〜！

https://www.instagram.com/p/B4JauhVhQub/

ルパンメンバーにいても全く違和感ないですね。最初気付きませんでした（笑）

七海ひろきさんの経歴

七海ひろきさんは、茨城県立水戸第二高校出身です。

偏差値65（2020年現在）の進学校で、七海さんは高校の成績を落とさないことが、音楽学校受験の条件だったそうです。

レッスンと学業の両立は結構大変だったでしょうね。しかし、やり遂げられています。さすが！

2001年（高校2年の時）に宝塚音楽学校に入学し、2003年に宝塚歌劇団の89期生として入団します。

入団後、月組の公演「花の宝塚風土記／シニョールドン・ファン」で初舞台を飾り、その後、宙組に移籍します。

2009年には、大和悠河・陽月華トップコンビ退団公演で、「薔薇に降る雨」の新人公演の主演として舞台に立ちました。この時が初主演にもかかわらず、「落ち着いた芝居でよかった」との評判です。

2013年、「the WILD Meets the WILD」で、蓮水ゆうやとバウホール公演ダブル主演。続く「風と共に去りぬ」で、ヒロインのスカーレットを演じています。

男役がヒロインを演じるの？と思いましたが、「スカーレット・オハラ」役は気性が激しい役柄のため、男役スターか男役経験のある方が演じるそうです。

neverまとめより引用

2014年、「ベルサイユのばら」（全国ツアー）で、男装の麗人オスカルを演じます。

ナウなプログラムより、数年経って見返すのが好きです☺️
宙組全ツの時の七海ひろきオスカル様を発掘❤
この時から母とオスカル綺麗だね❤って話してました😌
最近は個性的な役が続いてるけど、王道もこなせるのです☺️
眼福～😍 pic.twitter.com/INIzJDno8B

— 森林スミレ (@sumireCATneko) October 15, 2018

2015年4月21日付で星組へと組替えし、2017年には「燃ゆる風」でバウホール公演単独初主演。

そして、2019年3月24日、「霧深きエルベのほとり／ESTRELLAS」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団されました。

退団公演では、3番手スターとして銀橋ソロの場面を演じました。

七海ひろきさんの退団理由は？

七海ひろきさんは、退団の際に以下のように語っています。

「自分のこれまでの宝塚人生や今後を考えた結果。今、すごく充実していて、ファンの方々もお客様もすごく楽しんで下さっていて。いつかは辞めなくてはならないと考えた時に、ファンの方たちに見せたい男役の姿の時に、終わりたいなと思った」

朝日新聞デジタルより引用

後悔がある時は退団すべきではなく、一番いい時・一番見せたい男役の姿の時に退団するという信念をそのまま表現された形での退団ですね。

いい時って、なかなかやめられないってのが普通だと思いますが、引き際（という表現は失礼ですが）もかなり男前ですね。

ファンに対して見せたい背中があって、その見せたい背中の状態で引くというのは、思っててもできることではありません。もう少し輝ける・できる！っていうのも大事ですが、自分が後悔のない時に辞め、そして新たなフィールドにチャレンジするというのは、本当にいい退団のしかただと思います！

七海ひろきさんのCM出演や現在の活動について

宝塚歌劇団を退団した後は、俳優、声優、歌手、ラジオパーソナリティなどアーティストとして活動されています。

俳優としては、もう慣れたものでしょうね。

2020年1月に、舞台「RED6BEAR」で主演のRED役を演じられました。

2020年夏に上演予定の舞台、「刀剣乱舞」では、初めての女性キャストとして抜擢され、話題になっています。

【夏公演】舞台『刀剣乱舞』、初の女性キャスト起用https://t.co/5cWLvho4P7

元宝塚歌劇団星組男役スターの七海ひろきが、細川ガラシャ役として出演することが発表された。女性演者が抜てきされるのは今回が初となる。 pic.twitter.com/8MFFa0ooXB

— ライブドアニュース (@livedoornews) May 7, 2020

男役スターが、刀剣乱舞初の女性演者として、女性役をするという、なんだかちょっとややこしい感じがします・・・。

舞台に臨むにあたっては、以下のようにコメントされていて、前向きにそして新境地の発掘が期待されますね。

「舞台『刀剣乱舞』というビッグプロジェクトに参加できますこと、そして、戦国の世で毅然と最後まで信念を持った細川ガラシャというすてきなお役を演じられますこと、大きなプレッシャーを感じつつも、大変光栄に思います」

「宝塚歌劇団を退団して舞台で女性を演じるのは初めてのことですので私にとって、新たな挑戦です。このような状況の中での発表となりますが、舞台に立つからには自分にできる最大限を発揮できるように精進いたします」

MANTAN Webより引用

声優としての活動が結構多くて、アニメ好きだからそういう引き合いも多いのでしょう。