2019年10月24日の夕方，パシフィコ横浜で開催されている国際宝飾展の会場でダイヤモンドの盗難事件が発生しました．
その原因と犯人，警備はどうだったのか？ということについて，現在ある情報を記載していきます．
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ダイヤ盗難の原因と犯人は？
現在発表されているダイヤ盗難の原因は，施錠忘れである可能性があるとのことです．
こんなことあるのか？というような感じですが，人間誰でもミスはありうること．施錠を忘れる可能性だってゼロとは言えません．
もし施錠忘れでダイヤが盗まれたということであれば，犯人の特定は難しいかもしれません．施錠忘れを想定して計画的に犯行に及ぶということは考えにくいですし，たまたま施錠されていないことに気づいた来場客に「魔が差した」という可能性の方が高いのかなと．
犯行時間帯は，宝飾展が終了する間際の17:00〜18:00．
展示会は，10月23日〜10月25日までの予定だったので，2日目の終了間際は人混みもまばらになってきたところだった可能性があるので，犯行に及びやすかったのかもしれません．
これが，名探偵コナンの世界とかだったら，手引きをする人物がいて，意図的に施錠をわすれ，防犯カメラからの死角をつくった上で犯行に及ぶなど複数犯だった！みたいなこともあり得るでしょうけど，今回のケースはどうでしょうか？
コナンの世界だったらもっと目立つようなメインの展示品を狙うか・・・．怪盗キッドですね．
警備体制は？
国際装飾展は，リードエグジビジョンジャパン株式会社が主催しており，年３回（東京・神戸・横浜）定期開催されている商談イベントです．
入場には整理券が必要ですが，請求すればだれでも手に入ります．
宝飾品の商談会として開催されているので，会場内には商談中の宝飾品がたくさんあり，至る所で商談が進められていたようです．商談がメインの日中は会場内もかなり混雑していた様子です．
来場者の目的は商談でしょうから，今回盗まれたダイヤモンドにメインで注目が集まっていたかというとそういうわけではないかもしれません．
もちろん，2億円のダイヤモンドですから，隣に警備員を！ということも言えるかもしれませんが，会場内にはそれ以上の価値の装飾品があってもおかしくはないので，しっかり施錠していれば大丈夫！と考える方が自然なように思います．
犯行現場は宝飾品の展示会ですし，貴重な品物を扱うところなのでみなさん手袋も持っているでしょうから，たとえ突発的な犯行だったとしても指紋がでるかどうか疑問です．
一点気になるのは，会場内で2億円のダイヤモンドがなくなったことを来場者はみてなかったのかということ．展示のされかた，保管の仕方の詳細がわからないので言及は難しいですが，美術館などのような展示の仕方をしていたのであれば，誰かすぐに気づくような気もします．
人混みのところでもありますので，「普通は」ってことが普通じゃなくなるような状況だったのかもしれませんね．
盗難されたダイヤについて
盗難されたダイヤモンドは，ダイヤモンドルースでその大きさは50ct（2億円相当）だったそうです．
ダイヤモンドルースというのは，宝飾品としてではなく，観賞用や資産，宝飾品の材料ととして購入される裸のままの石です．以下のように装飾品に加工されたりという使われ方をします．
お客様のダイヤモンドルースからプラチナダンシングストーンネックレスをお仕立て致しました。
馬蹄デザインの中で煌めくダイヤモンド。本当に美しい、、、
思い出の宝石がまた輝きを増したように感じられました。#とーたる pic.twitter.com/ZIzcgKPKHg— 鈴木雄太(愛知の宝石鑑定士)鈴木屋 (@yutasuzuki0930) February 3, 2019
今回は，50ct＝10gのダイヤモンドの原石で，ダイヤモンドの輝きを最大限に活かすためにブリリアントカットされていたと想定すると直径が約23mmです．
直径23mmのダイヤモンドというとダイヤモンドとしてはかなりの大きさですが，持ち運びはそんなに難渋するものではないですね．ポケットに突っ込んでてもあまり目立たないような気がしますし，バックとかだったら余裕ですね．．
まとめ
パシフィコ横浜で発生した2億円相当のダイヤモンドルースの盗難事件ですが，まだ情報は少なく，犯人についてもこれからですね．
ダイヤモンドとしては大きいですが，持ち運びや隠したりするのに難渋するような大きさでもないので，犯人探しは難航するかもしれません．しかも，原因が施錠忘れということであれば，アシがつきにくいようにも感じます．
防犯カメラの解析や，警備体制，来場者の聞き取りなど，今後の進展が注目されます．
早く解決することを祈ります！
2019-10-25
