ホンダのコンパクトカー『フィット』がフルモデルチェンジして、2020年2月14日に販売開始されます。
フィットは2001年に初代が発売され、ホンダ独自のセンタータンクレイアウトを採用したコンパクトカーであり、室内空間の広さを確保しつつも取り回しやすいサイズ感から、非常に人気の高いクルマです。
街で見かけるコンパクトカーの中でも結構な割合を占めているのではないでしょうか?
そのフィットが2020年2月にフルモデルチェンジします。ついに世代も4代目になり、3代目の精悍なデザインから、人懐っこい感じの柔らかいデザインに大きく変更されています。
もちろん、装備面(安全装備含む)も充実していることから、コンパクトカーを購入検討する際の重要な選択肢のひとつです。
本題のおすすめグレードは「BASIC(1.3Lガソリン車)」です。
では、詳細に説明していきます。
Contents
おすすめグレードは『BASIC』
今回、私がおすすめするフィットのグレードは、一番基本となるモデルである『BASIC』です。
フィットのグレード展開は、BASIC・HOME・NESS・CROSSTAR・LUXEの5つで、それぞれにガソリン車とハイブリッド車、そして2WDと4WD車が設定されています。
上記に記載の順番で装備が充実していく傾向にあるので、LUXEであれば一番充実した装備内容を購入することが可能です。
装備の充実度は個人ごとの求めるレベルと予算の兼ね合いになりますので、とりあえず置いときますね。
先に示したように、私のオススメグレードは『BASIC(1.3Lガソリン車)』です。
Honda fit 公式ページより引用
おすすめする理由は、基本的な装備が充実している上に、安価に購入可能であるというところです。
まず、おすすめの背景として日常で使用することを想定しています。
コンパクトカーは、生活の足として購入する方が多く、普段の買い物とか、子供さんの送り迎えとかに便利ですよね。このフィットもそういう利用を想定してデザインされています。
日常使いである場合に、必要以上の豪華な装備は不要と考える方も多いと思いますが、一方で、安全装備なんかはしっかりついていてほしいと思うのも事実ですね。
安全装備は上位モデルになればなるほど充実してくる傾向にはなるのですが、2020年にフルモデルチェンジするフィットは、一番基本モデルである『BASIC』にもHonda SENSINGという安全装備が標準装備されています。
しかし、『HOME』のグレードでは、ヘッドライトは明るいLED仕様が標準装備です。使ってみるとわかりますが、LEDライトは普通のヘッドライトに比べて本当に明るく見やすいので夜間でも安心です。
ということで、一番安価なモデルである『BASIC』でも安全装備が十分ですが、LEDヘッドライトは装備しておくとよいと考えています(BASICの場合はオプション)。
『BASIC』は、車両価格にオプション(LEDヘッドライトとナビ)を加えて、諸費用込で見積もると195万円くらいです(ホンダHPの簡易見積もりより)。
一方で、『HOME』はオプションで一番基本のナビを入れると197万円程度で、その差2万円。燃費は、車両重量の関係からかBASICの方がいいので、まずはBASIC(LEDヘッドライトがオプション)をおすすめしたいです。
なお、納期の面からいうと、HOMEであればほぼ標準装備で、ナビがディーラーオプション(お店で取り付け)なので、BASICにLEDヘッドライトをつけるよりもHOMEの方が納期が早いです。
早く欲しい場合は、2万円の差で時間を買うという考えもできます。
もちろん、実際の価格は値引き結果にもよるので、ディーラーの提示によってはHOMEを選択する方がよいかもしれません。
ただ、燃費と価格の関係からはBASICを選ぶことをおすすめします。
ちなみに、ハイブリッドモデルになると40万円くらい値段があがると考えられますが、ハイブリッドにするメリットについて考えていきます。
ハイブリッドモデルのメリットは?
フィットでは、全グレードでハイブリッドモデルを選択することができます。
まず、ハイブリッドカーとは、電気(モーター)とガソリン(エンジン)の両方を使って動くクルマであり、走り出しとかはモーターで動き、エンジンはある程度速度が出てから使うので、燃費がかなり良くなります。
ハイブリッドカーについてはこちらもどうぞ。
Honda fit公式ページより引用
フィットのハイブリッドについていろんな記事を読んでいると、新しいハイブリッドシステムはとてもスムーズで乗り心地がいいようです。あと、これまでのフィットのハイブリッドはモーターが1つでしたが、今回のフィットはモーターが2つ付いているので、力強さも増しています。
走り出しの静かさはもちろんですが、高速などで力不足を感じることもなくなるので、遠出したりする場合はよいかもしれません。
ハイブリッドカーも市販化されてから(トヨタのプリウスが最初)20年以上経過して、システムも洗練されています。なので、不具合なんかも出にくくなってますし、いろんなクルマに搭載されて街で見るクルマの半分くらいはハイブリッドかもって感じですね。
ですから、ハイブリッドモデルを選ぶのも良いと思います。あとは予算とか好みとの相談ですね。
まとめ
フィットがフルモデルチェンジしたので、オススメについてご紹介しました。
今回のフィットは「心地よさ」をコンセプトに開発されていて、柴犬をイメージした人懐っこいデザインとともに、走りも心地よさを大事にしています。
もちろん、視界も広くて死角が少なくなってますし、室内空間は当然広く使い勝手もいいです。
一番基本のモデルである『BASIC』は、安全装備も充実していて、LEDヘッドライトをオプションで装着可能です。
BASICモデルでも安全装備は十分なので、そこから必要な装備、ほしい装備と予算を鑑みながらモデルを組み立てていってください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
2020-01-24
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