お笑い芸人さんは,ネタ番組以外にもバラエティ番組の盛り上げ役・ドラマ・声優・イベントなどあらゆる場面で目にしますよね.
M-1などの番組で話題になった直後は露出も増え,一気に知名度が上がりますが,その後継続的にテレビに出続けることは難しいようで,息の長い芸人さんは一握りですね.
特にMCとして活躍する芸人さんは,帯番組の司会として露出も高く,特番でも司会を務めるようになり,どんどん良いループが生まれていくように感じます.例えば,極楽とんぼの加藤浩次さんなんかは典型例ですね.
今回は,麒麟の川島明さんに注目し,その多彩な才能について調査しました.
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麒麟・川島明さんの遍歴
麒麟・川島明さんは,1979年生まれのAB型.京都府宇治市出身です.
大阪NSC(New Star Criation)第20期生で,同期はアジアン,ソラシド,新喜劇にいた西科仁さんなどがいます.
1999年に相方の田村裕と「麒麟」を結成し,2001年のM-1グランプリ(第1回大会)では,決勝に進出して知名度を上げました.
漫才の実力は折り紙付きで,M-1グランプリは出場8回中5回決勝に進出しています.
2007年に相方の田村裕さんが「ホームレス中学生」で脚光を浴びた際には,一時的に露出が減っていましたが,その後ピンでの仕事が増え,R-1グランプリの決勝進出(2010年)や,2016年の第16回IPPONグランプリでの優勝などピンでのお笑いの実力を見せつけてきました.
なお,IPPONグランプリは,川島明さんが単独で掴んだ初タイトルです.
お笑いだけでなく,ドラマやMCでも活躍の場を広げています.
ドラマとしては,連続テレビ小説「なつぞら」の下山克己役で出演しています.実際のアニメーターである大塚康生さんがモデルです.演技については賛否両論という感じですが,おおらかな印象と役柄がマッチしていて個人的には好きですね.
MCでは競馬番組が長いですね.2010年からずっとなのでもうすぐ10年.他にも『リトルトーキョーライフ』や『魔女に言われたい夜〜正直すぎる品定め〜』などにも出演しています.
2019年10月からは,『ウワサのお客さま(フジテレビ・金曜21:00〜)』と『BACK TO SCHOOL(フジテレビ・水曜22:00〜)』でMCを務める予定です.
『ウワサのお客さま』ではサンドイッチマンとMCを務めます.この番組は人気店に潜入取材して,実際にその店舗のスタッフの間で話題になっている“お客さま”を追うという番組.MC次第で面白さが変わってしまうという番組でのMCということは,その実力が評価されている証拠ですね.
BACK TO SCHOOLは,芸能人が高校生と学校生活を送る番組.笑いの中でも他人を貶めることの少ない川島さんだからこその番組とも感じます.
https://twitter.com/cx_backtoschool/status/1166803225116209152
これからの活躍が楽しみですね!
川島明さんの多彩な才能!
麒麟川島明さんは,言葉選びが秀逸ですね.
IPPONでグランプリに輝いたことで証明されてはいますが,漫才の言葉選びなどにもセンスがあふれています.
そのセンスを日常で感じることができるのが,ご自身のインスタグラムでのハッシュタグ.
言葉だけでなくイラストも上手!
うつむきくんというタイトルでイラスト・エッセイ本を発売していますね(2014年11月)自身のイラストを紹介するHPを開設しており, うつむきくんのスタンプは人気を集めています(うつむきくんスタンプはこちら)
声もいいので声優やナレーションの仕事もされていますし,これからMC・コメンテーターなどで,言葉選びの才能が生かされれば,長く活躍する芸人さんの仲間入り間違いなしですね.
ただ,運動神経はもうひとつ.相方の田村裕さんの運動神経の良さと比較すると見劣りしますね.ただ,これで運動神経がよかったら,なんでもできる人になってしまうので,少々欠点がある方が好感が持てるというものですね.
まとめ
今回は,麒麟川島明さんについて見てきました.
ネタで培った言葉選びはもちろん,その独特の優しげな雰囲気が万人受けしそうな予感.癖のある芸人さんやコメンテーターを引き立ててくれるとともに,その棘棘しさを和らげて番組を良い雰囲気で運んでくれそうですね.
今後の活躍に大きく期待です!
2019-09-08