2020年4月12日放送のがっちりマンデーのテーマは「有名企業から出資をバンバン集めている会社」でした。
その中で紹介された、丸亀製麺を運営するトリドールが出資していた(株)FastBeautyが運営するヘアカラー専門店「fufu」。
なぜ外食産業の会社が、ヘアカラーの専門店を出資?といったところで疑問はたくさんありますが、そのあたりは番組で紹介されましたね。
fufuの特徴は、ヘアカラー専門店ならではの技術と安さです。
その安さを支えるひとつの要因がセルフブロー。
口コミを見ていると、セルフブローのために用意されているのが「ReFa」というブランドの高級ドライヤーのようです(フローラ88店:兵庫県三田市)。
このRefaのドライヤーが、かなりすごいようなので紹介します。
Contents
ReFaのドライヤー
Refaは、株式会社MTGが展開する美容ブランドです。
「美容をDutyからEntertainmentへ」をコンセプトに、美容をやらなければならない義務から、楽しみになって欲しいとの願いを掲げて、事業が展開されています。
このReFaというブランドで、2019年10月に発売したのが、ReFa BEAUTECH DRYERです。
このドライヤーの価格はなんと税込で36,300円!
ドライヤーとしてはかなり高いですが、何が違うのでしょうか?
美容院などでブローしてもらった後は、かなり髪がツヤツヤになっていますよね。この状態を手軽に実現できるように開発されたのが、この ReFa BEAUTECH DRYERです。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、髪の毛は熱に弱いものです。60℃以上になると髪の表面を覆っているキューティクルが痛んだり、熱をかけすぎると髪の毛の中にある水分が少なくなって、パサパサの髪の毛になってしまいます。
ドライヤーは、通常「熱風」を髪に当てることで髪の毛を乾かすようになっているので、髪の毛の温度は当然60℃以上になってしまいます。もちろん、一気にダメージが進むかというとそんなことはありませんが、ドライヤーは毎日使うものですから、ダメージが蓄積していきますし、そもそもの水分量が少なくなって、パサパサの髪の毛になってしまうと、髪の毛から艶が失われてしまい、例えばいいシャンプーやトリートメントで綺麗にしても、その綺麗さを半減してしまう可能性があります。
美容院では、ドライヤーを当てる時に美容師さんの技術で、髪の毛のツヤや水分量が維持されるようにブローをしてくださっています。
例えば、髪の毛とドライヤーの距離を調節したり、熱風と冷風を使い分けたりしてくださっています。
そのおかげで、乾かしすぎの状態にならないことから、美容院に行った後の髪の毛はつやつやでしっとりしています。ちなみに、この感覚を得るまで5・6年かかるとか・・・。
さすがに、素人でこのように微妙な調整をするのは難しいですが、ReFa BEAUTECH DRYERでは、この髪の毛の温度調節をドライヤーがしてくれます。
具体的には、ドライヤーの熱センサーが髪の毛の温度を感知し、60℃以上にならないように、温風と冷風を自動で切り替えてくれます。
イメージとしては、バルミューダのトースターみたいなもの。
通常数千円で買えるトースターに、温度センサーや温度調節のプログラムを用いたことで、価格は2万円程度と非常に高価ですが、家庭でも手軽に最高の焼き上がりのトーストを楽しむことができるようになりました。
同じようにこのReFa BEAUTECH DRYERは、非常に高価ですが、毎日サロンの仕上がりを手軽に実現することができます。
ドライヤーとしてはかなり高級ですが、「髪は女の命」なんて言葉もあるように、美容にこだわりのある方にとっては、とても有用な相棒ではないでしょうか?
なお、ReFa BEAUTECH DRYERの受賞歴は以下です。
- 25ans ビューティー・メダリスト大賞(ヘアギア部門 Gold Prize)
- WWD Beauty COSMETICS AWARD(下半期ベストコスメ美容機器・ツール部門 第2位)
- 美st 髪と頭皮のベスコス 髪家電部門 第1位
手軽に購入できる値段ではありますが、こだわりのある方は検討の余地ありですね!
公式通販サイトはこちらです。
また、製品の紹介動画は以下です。
トリドールがなぜ美容院に出資?
それでは、本編のがっちりマンデーのお話です。
外食産業のトリドールが、なぜ美容院に出資したのかというところです。
実は、トリドールは2016年に美と健康を提案するライフスタイルブランドである「SONOKO」を買収しています。SONOKOは日本における美白ブームを牽引した料理・美容研究家である、故・鈴木その子氏が立ち上げた会社です。
オーガニック食材や美容など、美意識の高いシニアに強いSONOKOを買収することで、アクティブシニアと呼ばれる富裕層にアプローチすることを考えたトリドールの戦略としてSONOKOは買収されました。
そして、シニアの方が気にされるのが白髪。年齢の影響で白髪が生えてしまうのは仕方がないことですよね。そこで、このシニアの白髪染めニーズに対して、安価でしかも高い技術力を持って対応して、相乗効果を生むとの狙いから、トリドールはヘアカラーの専門店である「fufu」を展開する(株)FastBeautyに出資したということです。
ヘアカラーのニーズは、もちろん白髪染めのシニアに限ったことではありませんが、染める頻度はやはりシニアの方の方が多いかもしれませんね。しかも定期的に染め直しますし。
なんだか、戦略が見えると「なんで外食産業が美容?」みたいなこともわかったりして面白いですね。
ヘアカラー専門店「fufu」の口コミは?
ヘアカラー専門店のfufuは、20都府県に約90店舗を展開しています。
専門家がカウンセリングの下、お客さんの髪質や希望に合った薬剤を選択することで、綺麗に染めることができます。
しかも、各国の法律下で認可をもらっている薬剤を使っているので、安全性が高いことから、安心感もありますよね。
fufuの口コミを見ていくと、「ここで染めると痒くならない」とか、「安く染められるのリピ確定」といった感想があります。
また、ヘアカラーが待ち時間がつきものですが、コーヒーや紅茶のサービスや多くの雑誌が用意されていて、満足度が上がっているようです。
安く抑えるためにセルフブローでちょっと面倒ですが、ReFaのドライヤーのようにいいドライヤーが用意されているのであれば、「ヘアカラーはダメージ少なかったけど、ドライヤーでダメージ」ってことも避けられますね。
なお、fufuのうち、兵庫県三田市のフローラ88店ではReFaのドライヤーを採用しているようですが、その他の店舗については確認できていませんので、ご了承ください。
まとめ
2020年4月12日放送のがっちりマンデーで紹介されたヘアカラー専門美容院「fufu」で採用されている(一部店舗だけかも)高級ドライヤー「ReFa BEAUTECH DRYER」について調査しました。
実は我が家でも、美容院で高いドライヤー(2万円くらい)を購入し使っていますが、普通のドライヤーとはやっぱり違います(そりゃそうか)。Bioprogrammingのヘアビューザーというやつです。
使い始めた時は、しっとりした仕上がりで本当に感動しました!
最後までご覧いただきありがとうございました。
2020-04-12
ReFaのドライヤーのサイトはこちら。
ヘアカラー専門店「fufu」のサイトはこちら。