京都駅の南西側に位置する東寺は,五重塔で有名な寺院です.創建から1,200年を超えた唯一の平安京の遺構であり,1994年に世界遺産として登録されています.
京都駅から徒歩で15分程度と非常にアクセスがよい東寺は,紅葉スポットとしても人気が高いですね.
今回は,2019年の東寺の紅葉の見頃と混雑予想,ライトアップについて書いていきます.
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東寺の紅葉の見頃は?
京都東寺の紅葉は,例年11月上旬〜12月上旬に見頃を迎えます.
今年も例年通り,11月20日頃に見頃を迎えると予想しています.
https://twitter.com/ks601066/status/1068520367642238980
東寺は後述のライトアップが有名です.ライトアップ期間が1ヶ月半と長く,紅葉の時期限定ではないことから,青い葉の状況から赤く色づいていく様子・経過を楽しむことができます.
東寺の紅葉の混雑予想と回避法
東寺は,京都駅から徒歩15分の距離のため,アクセスは非常にいいです.
このため,紅葉の時期は混雑が予想でき,特に混雑するのは土・日の夜間のライトアップ時間帯です.
夜間のライトアップの詳細は後述しますが,ライトアップの拝観時間が開始する18:30ごろは,休日であれば行列ができるほどの盛況ぶりを見せます.特に紅葉が見頃を迎える11月23日(土)は,一番混み合うことが予想できます.
では,混雑を回避するための方策は?というと,平日を狙うことと,休日であれば開門・閉門時間あたりを狙うことです.
東寺紅葉ライトアップ。ちょっと歩いてみます。終始これくらいの人の量で、昨年の混雑を思うと拍子抜けするくらいです。 pic.twitter.com/xj01mAwkQi
— suizouさんと他2022人 (@suizou) November 21, 2018
上記の動画は2018年11月21日のもの.水曜日なのでしっかり空いています.
ということで,想像通り平日の混雑は緩やかです.
では,休日でも混雑を回避するにはどうするかですが,ポイントは朝早くと夜遅くです.
東寺の朝は早く,5:00に開門しています.さすがに11月の5:00はまだ夜のようなものですが,だからこそ拝観客も少ないというもの.
さすがに5:00は言い過ぎでも,日の出時間を含め6時半〜9時くらいの間はゆったりとみて回ることができるはずです.
紅葉は,門さえ開いていれば拝観時間は関係ありませんし,朝日に染まる紅葉を見るのもまた趣があっていいですよね.
次に狙い目は夕方.閉門時間は17:00なので,16:00〜17:00は拝観客が帰路に着いたあとということと,ライトアップを見るならこの時間に敢えていく必要はないので,混雑が緩やかになります.
そして,20:00以降はライトアップ鑑賞の混雑回避可能時間帯です.遅くなることを敬遠する方々は,19:30くらいには帰路につくことが予想されますし,21:00の受付終了間際は人が少なくなっています.
開門・閉門の間際を狙えば,写真を撮るにも拝観するにもゆったりとできる可能性が高いです.京都駅からのアクセスの良さを最大限に生かして,早朝であれば朝食前の散歩がてらに,夜間であれば夕食後の腹ごなしとして,紅葉を観に行ってみてください.
アクセスの良さを考えると,関西(京都はもちろん,大阪,神戸あたりも)朝活や仕事が終わったあとにもアクセス可能です.紅葉の時期は長いようで短いですから,紅葉の色づきの情報がわかれば,いつもより早起きして,またはいつもより早く仕事を切り上げて,東寺に向かってはいかがでしょうか?
東寺の夜間ライトアップについて
東寺は,秋の紅葉シーズンを挟む10月26日(金)〜12月8日(日)までの期間,夜間に特別に開門し,ライトアップした境内の景色を楽しむことができます.
昼・夜は入れ替え制ですので,夜間拝観開始時間である18:30頃は東寺付近に行列ができる場合があります.
- ライトアップは18:30〜21:30
- 受付は21:00までで終了
- 拝観料は1,000円
先にも書きましたが,夜間拝観の前18:00〜18:30は東寺の前に行列ができる場合があります(特に紅葉時期の土曜日とか).そして,名物である瓢箪池に映る五重塔と紅葉を撮影するための場所取りは結構すごいです.
「弘法は筆を選ばず」の東寺さんへ紅葉ライトアップを見物に。
空海はきっとiPhoneで五重塔を撮っても上手かったのだろうなあ( ^ω^ )https://t.co/AY6jXRI76Y#ShotoniPhone #そうだ京都行こう #紅葉 pic.twitter.com/ZvYUKqEuB8
— ジェットダイスケ (@jetdaisuke) November 26, 2018
なので,ライトアップ開始時間には,京都駅近辺で夜ご飯を食べ,20:00ごろゆっくりと東寺に向かうのが,混雑を回避するひとつの方策になります.
東寺のライトアップは紅葉が色づく前の10月下旬から開始されますので,下見がてらで紅葉時期以外に行き,紅葉の色づいていく経過を観察していくのもよいですね.
まとめ
京都駅からアクセスが非常によく,しかも夜間のライトアップが長期間行われている東寺です.ライトアップ期間が長いので,紅葉の見頃時期がずれたとしても,確実に紅葉・五重塔・ライトアップのコラボレーションを楽しむことができます.
特に瓢箪池に映る紅葉と五重塔は,幻想的で必見です.
アクセスの良さを利用して,朝活・仕事帰りのひとつのイベントとしても行ける場合があります.関西圏にお住まいでない場合も,時期さえ合えば出張時の楽しみのひとつとしても行けるところにあります.
平日は混雑していませんし,休日であっても早朝や夜20:00以降を狙えばそんなに大変な混雑に遭う可能性は低いでしょう.
京都の秋を存分に楽しむことができる紅葉,そして人気のライトアップと紅葉を一緒に楽しめる時期は1年のうちで2〜3週間しかありません.
11月の下旬には京都駅からほど近い東寺へ行く計画を立ててはいかがでしょうか?
最後までお付き合いいただきありがとうございました.
2019-10-15
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